「ベクトルのノルム」の版間の差分

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'''ノルム'''([[英語]]:norm)とは、[[ベクトル]]の長さのことである。
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'''ベクトルのノルム'''([[英語]]:norm)とは、[[ベクトルの長さ]]のことである。
  
 
算数の式でのノルム表記は「<math>\|p\|</math>」という感じで[[変数]]を2個の縦棒で囲む。
 
算数の式でのノルム表記は「<math>\|p\|</math>」という感じで[[変数]]を2個の縦棒で囲む。
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<math>\|c\| = \sqrt{a^2 + b^2}</math>
 
<math>\|c\| = \sqrt{a^2 + b^2}</math>
  
== 備考 ==
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== 注意 ==
 
ある3DCGのライブラリにおいて[[ベクトルの正規化]](Normalize)を行う[[関数]]の名称を「norm」と略しているものがあった。非常に紛らわしいので注意しよう。
 
ある3DCGのライブラリにおいて[[ベクトルの正規化]](Normalize)を行う[[関数]]の名称を「norm」と略しているものがあった。非常に紛らわしいので注意しよう。
  

2022年12月13日 (火) 02:03時点における最新版

ベクトルのノルム英語:norm)とは、ベクトルの長さのことである。

算数の式でのノルム表記は「」という感じで変数を2個の縦棒で囲む。 これにより「変数ベクトルの長さだよ」と意味付けできる。

二次元ベクトルの記述例[編集 | ソースを編集]

例としてピタゴラスの定理でよくみる直角三角形の3つの辺の長さを求める計算式は以下のよう記述される。


これをノルムを使って「cは長さだよ」と明記すると以下のようになる。単純に変数の格納物が何なのかを明記しただけである。平方根シグマなどの記号と異なり、何かしらの計算が発生するわけではない。いわゆるプログラミング言語でいう「」みたいなものである。


注意[編集 | ソースを編集]

ある3DCGのライブラリにおいてベクトルの正規化(Normalize)を行う関数の名称を「norm」と略しているものがあった。非常に紛らわしいので注意しよう。

関連項目[編集 | ソースを編集]