「ベクトル演算」の版間の差分

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'''ベクトル演算'''とは、複数の要素に対して1回の演算で同じ計算をすることをいう。
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'''ベクトル演算'''とは、1回の演算で複数の要素に対して同じ計算をすることをいいます。
  
 
特定のサイズの配列に値を格納して、演算命令を呼ぶと、
 
特定のサイズの配列に値を格納して、演算命令を呼ぶと、
すべての要素に同じ演算が一斉に行われるような感じである。
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すべての要素に同じ演算が一斉に行われるような感じです。
 
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2024年3月6日 (水) 07:12時点における最新版

ベクトル演算とは、1回の演算で複数の要素に対して同じ計算をすることをいいます。

特定のサイズの配列に値を格納して、演算命令を呼ぶと、 すべての要素に同じ演算が一斉に行われるような感じです。

1 2 3 4

+

1 2 3 4

=

2 4 6 8


このような計算に性能を全振りしたCPUを「ベクトルプロセッサ」という。

最近のCPUにはベクトル演算を行うSIMDを搭載している。 ベクトルプロセッサほどパラメーター全振りはしていない。

最近のGPUプログラマブルシェーダーもベクトル演算器そのものであり、これらをベクトルプロセッサに見立てるコンピュートシェーダーなども最近の流行りである。