「転置行列」の版間の差分

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== 特徴 ==
 
== 特徴 ==
正規直交(ノルムが1のベクトル ≒ [[ポリゴン]]の[[法線]]など)に対してのみ、[[逆行列]]と同じように扱うことができ、かつ[[逆行列]]を使うより計算量が少ないという特徴がある。このことから[[3DCG]]における[[シェーダー]]ではよく使われている。
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正規直交(ノルムが1のベクトル ≒ [[ポリゴン]]の[[法線]]など)に対してのみ、[[逆行列]]と同じように扱うことができ、かつ[[逆行列]]を使うより計算量が少ないという特徴がある。
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[[3DCG]]における[[シェーダー]]での計算は「[[法線]]」を主軸とすることが多いため転置行列もよく登場する。
  
 
== 関連項目 ==
 
== 関連項目 ==

2022年10月18日 (火) 04:50時点における最新版

転置行列とは、m行n列の行列を、n行m列に入れ替えたものをいう。

3行3列の行列の場合[編集 | ソースを編集]

以下のような3行3列の正方行列があるとする。

行と列を入れ替えたものが転置行列となる。

3行2列の正方行列の場合[編集 | ソースを編集]

以下のような3行2列の横長の行列があるとする。

行と列を入れ替えた縦長の行列が転置行列となる。

特徴 [編集 | ソースを編集]

正規直交(ノルムが1のベクトル ≒ ポリゴン法線など)に対してのみ、逆行列と同じように扱うことができ、かつ逆行列を使うより計算量が少ないという特徴がある。

3DCGにおけるシェーダーでの計算は「法線」を主軸とすることが多いため転置行列もよく登場する。

関連項目[編集 | ソースを編集]