「.DS Storeファイル」の版間の差分

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== 概要 ==
 
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[[Finder]]には「タグ」と呼ばれる特定ファイル名を赤くしたりして目立たせる装飾機能があり、その[[データ]]などが.DS_Storeファイルに格納されている。[[Windows]]でいえば[[NTFS]]の[[MFT]]に保存される[[メタデータ]]に相当するものが、[[ファイルシステム]]に依存しない[[隠しファイル]]として保存されているものである。
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[[Finder]]には「タグ」と呼ばれる特定ファイル名を赤くしたりして目立たせる装飾機能があり、その[[データ]]などが.DS_Storeファイルに格納されている。[[Windows]]でいえば[[NTFS]]の[[MFT]]に保存される[[メタデータ]]に相当するものである。[[macOS]]では[[ファイルシステム]]に依存しない[[隠しファイル]]として保存される。
  
 
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.DS_Storeファイルは頭文字ドットで始まる[[UNIX]]の[[隠しファイル]]なので、[[Windows]]系の[[業務システム]]などにおいて[[フォルダ]]指定で[[ファイル]]を渡す際に一律で処理してしまいトラブルの原因になることが多い。[[隠しファイル]]なので存在に気が付かずハマるケースも多々見られる。
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.DS_Storeファイルは頭文字ドットで始まる[[UNIX]]の[[隠しファイル]]なので[[Linux]]などでは問題になることは少ない。[[UNIX]]や[[Linux]]を想定した[[メインフレーム]]などで動くシステムでは適切に処理されるように実装されていることが多い。
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一方、[[Windows]]系の[[業務システム]]などにおいて[[フォルダ]]指定で[[ファイル]]を渡す際に一律で処理してしまいトラブルの原因になることが多い。Windowsのエクスプローラーで表示した際も「[[隠しファイル]]」のフラグが立っており非表示となることが多く、存在に気が付かずハマるケースも多々見られる。
  
 
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2019年12月24日 (火) 04:59時点における最新版

.DS_Storeファイルとは、Mac OS Xが各フォルダに勝手に生成するファイルである。

概要[編集 | ソースを編集]

Finderには「タグ」と呼ばれる特定ファイル名を赤くしたりして目立たせる装飾機能があり、そのデータなどが.DS_Storeファイルに格納されている。WindowsでいえばNTFSMFTに保存されるメタデータに相当するものである。macOSではファイルシステムに依存しない隠しファイルとして保存される。

問題点[編集 | ソースを編集]

.DS_Storeファイルは頭文字ドットで始まるUNIX隠しファイルなのでLinuxなどでは問題になることは少ない。UNIXLinuxを想定したメインフレームなどで動くシステムでは適切に処理されるように実装されていることが多い。

一方、Windows系の業務システムなどにおいてフォルダ指定でファイルを渡す際に一律で処理してしまいトラブルの原因になることが多い。Windowsのエクスプローラーで表示した際も「隠しファイル」のフラグが立っており非表示となることが多く、存在に気が付かずハマるケースも多々見られる。

関連項目[編集 | ソースを編集]