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2022年10月12日 (水) 05:21時点における最新版
AV1(読み:えーぶいわん、語源:Alliance for Open Media Video 1、別名:AOM)とは、Alliance for Open Mediaが開発するロイヤリティフリーの動画コーデックである。
AV1は、Googleが開発していた「VP-10」、Mozillaが開発していた「Daala」、Ciscoが開発していた「Thor」の3つを超合金合体させたものである。
当初はAV1の音頭を取ったGoogleの動画配信サービスであるYouTubeが2018年から対応したのを皮切りに、Netflixなどの動画配信サイトが中心となり採用された。
家電業界が中心となって開発した「H.265」が特許料をめぐりグダグダな状況に陥り、スマホメーカー各社は利用したくても利用できない状況であったため、GoogleのみならずAppleも採用を決めた。
Android向けに開発された台湾MediaTekのSoC「MediaTek Dimensity 1000」はハードウェアデコーダーを搭載している。
一方でソフトウェア実装のlibaomは非常に重たく、PC向けのハイエンドなCPUでも厳しい。