「Adaptive VSync」の版間の差分

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'''Adaptive VSync'''とは、[[NVIDIA]]が開発した[[GPU]]のフレームレートと[[ディスプレイ]]のリフレッシュレートを比較して動的に[[垂直同期]]をオンオフする機能のことである。
 
'''Adaptive VSync'''とは、[[NVIDIA]]が開発した[[GPU]]のフレームレートと[[ディスプレイ]]のリフレッシュレートを比較して動的に[[垂直同期]]をオンオフする機能のことである。
  
たとえば[[ディスプレイ]][[リフレッシュレート]]が60Hzを使用しているときに、非常に高負荷な状態になり[[フレームレート]]が60FPS未満になったことを検出すると自動で[[垂直同期]]がオフになる。負荷が下がり60FPSを維持できるようになるとまた自動で[[垂直同期]]がオンになる。
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たとえば[[リフレッシュレート]]が60Hzの[[ディスプレイ]]を使用しているときに、[[GPU]]が非常に高負荷な状態になり[[フレームレート]]が60FPS未満になったことを検出すると自動で[[垂直同期]]がオフになる。その後、負荷が下がり60FPSを維持できるようになるとまた自動で[[垂直同期]]がオンになる。
  
後続技術の「[[G-SYNC]]」が登場しており、現在はほぼこちらが使われている。
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すでに後続技術の「[[G-SYNC]]」が登場しており、現在はほぼこちらが使われている。
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こちらはディスプレイ側のリフレッシュ動作をGPUから依頼する方式となっている。
  
 
非常に紛らわしい似たような名前の「[[Adaptive Sync]]」という技術もあるが別物である。こちらは[[G-SYNC]]に対抗して[[AMD]]が発表した[[FreeSync]]を[[VESA]]が標準化したものである。
 
非常に紛らわしい似たような名前の「[[Adaptive Sync]]」という技術もあるが別物である。こちらは[[G-SYNC]]に対抗して[[AMD]]が発表した[[FreeSync]]を[[VESA]]が標準化したものである。

2021年2月3日 (水) 05:20時点における版

Adaptive VSyncとは、NVIDIAが開発したGPUのフレームレートとディスプレイのリフレッシュレートを比較して動的に垂直同期をオンオフする機能のことである。

たとえばリフレッシュレートが60Hzのディスプレイを使用しているときに、GPUが非常に高負荷な状態になりフレームレートが60FPS未満になったことを検出すると自動で垂直同期がオフになる。その後、負荷が下がり60FPSを維持できるようになるとまた自動で垂直同期がオンになる。

すでに後続技術の「G-SYNC」が登場しており、現在はほぼこちらが使われている。 こちらはディスプレイ側のリフレッシュ動作をGPUから依頼する方式となっている。

非常に紛らわしい似たような名前の「Adaptive Sync」という技術もあるが別物である。こちらはG-SYNCに対抗してAMDが発表したFreeSyncVESAが標準化したものである。

関連項目