「Annapurna Labs」の版間の差分

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'''Annapurna Labs'''(読み:アンナプルナ・ラボ)とは、イスラエルの半導体企業である。
 
'''Annapurna Labs'''(読み:アンナプルナ・ラボ)とは、イスラエルの半導体企業である。
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主に[[ARM]]系の[[CPU]]を作っている。
  
2015年1月に[[Amazon.com]]の子会社となった。
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2015年1月に[[Amazon]]の子会社となった。
 
この買収については[[Amazon]]は「[[AWS]]の[[サーバー]]の[[CPU]]を自作するため」だとしおり、実際に2018年から同社製品を使った[[EC2]]の[[仮想マシン]]の一般提供が開始された。
 
この買収については[[Amazon]]は「[[AWS]]の[[サーバー]]の[[CPU]]を自作するため」だとしおり、実際に2018年から同社製品を使った[[EC2]]の[[仮想マシン]]の一般提供が開始された。
  
なお、[[Amazon]]による買収以降も外販は継続されており、[[QNAP]]などの下位製品にもよく搭載されている。
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なお、[[Amazon]]による買収以降も[[CPU]]製品の外販は継続されており、[[QNAP]]などの下位製品にもよく搭載されている。
  
 
アンナプルナ・ラボという社名は、ヒマラヤ山脈のアンナプルナ・マシフにちなんで名付けられたらしい。
 
アンナプルナ・ラボという社名は、ヒマラヤ山脈のアンナプルナ・マシフにちなんで名付けられたらしい。

2021年5月20日 (木) 08:31時点における最新版

Annapurna Labs(読み:アンナプルナ・ラボ)とは、イスラエルの半導体企業である。 主にARM系のCPUを作っている。

2015年1月にAmazonの子会社となった。 この買収についてはAmazonは「AWSサーバーCPUを自作するため」だとしおり、実際に2018年から同社製品を使ったEC2仮想マシンの一般提供が開始された。

なお、Amazonによる買収以降もCPU製品の外販は継続されており、QNAPなどの下位製品にもよく搭載されている。

アンナプルナ・ラボという社名は、ヒマラヤ山脈のアンナプルナ・マシフにちなんで名付けられたらしい。 サンスクリットで「豊穣の女神」の意味らしい。

ボスニア系ユダヤ人難民のBilic "Billy" Hrvojeと、キリスト教系アラブ・イスラエル人のNafea Bsharaが、独立系投資家のAvigdor Willenz、Manuel Alba、Andy Bechtolsheim、ベンチャーキャピタルのWalden International、Arm Holdings、その他TSMCからの出資を受けて共同で設立した。ボードメンバーには、Avigdor Willenz、Manuel Alba、そしてWalden InternationalとCadence Design SystemsのCEOであるLip-Bu Tanが含まれている。