「EPO (Emergency Power Off)」の版間の差分

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[[サーバー]]などの[[コンピューター]]製品の場合は、ほとんどの[[無停電電源装置]] ([[UPS]])にはEPO端子が搭載されており、そこでEPOボタンからの信号を受け、問答無用で[[サーバー]]や[[パソコン]]を[[シャットダウン]]するという構成が一般的である。
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[[ファイル:PR1000LCDRT1U JP 背面.jpg|none|thumb|600x600px|代替文=|[[CyberPower]]のPR1000LCDRT1U JPの背面。右の方にEPO端子がある。機種によっては「緊急電源切断」などと書かれている]]
  
ほとんどのUPSには「EPOケーブル」なる電話線みたいなものが付属しているが、UPSボタン側の端子形状と異なる場合が多い。そのような場合は片方のケーブルの皮を剥いて自分で適切な端子を取り付ける必要がある。
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ほとんどのUPSには「EPOケーブル」なる電話線みたいなものが付属しているが、UPSボタン側の端子形状と異なる場合が多い。そのような場合は片方のケーブルの皮を剥いて適切な端子を取り付ける必要がある。
電気屋さんに頼もう。
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EPO関連の工事は電気屋さんに頼もう。
  
 
EPO関連の設備は設置した際や定期的な動作テストを行うのが重要である。
 
EPO関連の設備は設置した際や定期的な動作テストを行うのが重要である。

2021年7月21日 (水) 03:18時点における最新版

EPO (語源:Emergency Power Off)とは、火災など有事の際に施設内のあらゆる電子機器を緊急停止させるボタンや配線などのことである。

概要[編集 | ソースを編集]

サーバーなどのコンピューター製品の場合は、ほとんどの無停電電源装置UPS)にはEPO端子が搭載されており、そこでEPOボタンからの信号を受け、問答無用でサーバーパソコンシャットダウンするという構成が一般的である。

「火事でサーバーが燃えてもハードディスクは生き残ってるかもしれない」という代物である。 データ復旧できるかは未知数であるが可能性はわずかにある。

CyberPowerのPR1000LCDRT1U JPの背面。右の方にEPO端子がある。機種によっては「緊急電源切断」などと書かれている

ほとんどのUPSには「EPOケーブル」なる電話線みたいなものが付属しているが、UPSボタン側の端子形状と異なる場合が多い。そのような場合は片方のケーブルの皮を剥いて適切な端子を取り付ける必要がある。 EPO関連の工事は電気屋さんに頼もう。

EPO関連の設備は設置した際や定期的な動作テストを行うのが重要である。

関連項目[編集 | ソースを編集]