「Open Asset Import Library (Assimp)」の版間の差分

提供: MonoBook
ナビゲーションに移動 検索に移動
 
(同じ利用者による、間の8版が非表示)
1行目: 1行目:
'''Open Asset Import Library''' (通称:assimp)とは、世に乱立する様々な3Dファイル形式を一元的に読み書きできる[[ライブラリ]]である。
+
'''Open Asset Import Library''' (通称:assimp)とは、世に乱立する様々な3Dファイル形式を一元的に読み書きできる[[ライブラリ]]である。 2022年時点で57種類のファイル形式に対応している。
  
 
また、assimpライブラリを利用して開発されたファイル形式を変換するコマンドラインツールなども同梱されている。
 
また、assimpライブラリを利用して開発されたファイル形式を変換するコマンドラインツールなども同梱されている。
 +
 +
assimpは[[C++]]で書かれている。公式に[[Java]]や[[.NET]]や[[Python]]などの[[バインディング]]も用意されている。
  
 
[[3DCG]]に関する[[プログラミング]]では必需品ともいえる存在である。
 
[[3DCG]]に関する[[プログラミング]]では必需品ともいえる存在である。
10行目: 12行目:
  
 
==ファイル形式を変換する==
 
==ファイル形式を変換する==
「export」で変換できる。
+
ファイル形式の変換はexportオプションでできる。
 
  $ assimp export <変換元ファイル> <変換先ファイル>
 
  $ assimp export <変換元ファイル> <変換先ファイル>
  
 
ファイル形式は拡張子で自動判別される。
 
ファイル形式は拡張子で自動判別される。
 
  $ assimp export sphere.x sphere.obj
 
  $ assimp export sphere.x sphere.obj
 +
 +
複数のファイルを一括処理したい場合は[[シェルスクリプト]]を組む必要がある。
 +
その手のスクリプトは[[github]]あたりにたくさん公開されている。
 +
[[ググれ]]。
  
 
==外部リンク==
 
==外部リンク==
 +
*https://github.com/assimp/assimp
  
*https://github.com/assimp/assimp
+
[[category: コンピューター・グラフィックス]]

2022年10月26日 (水) 06:51時点における最新版

Open Asset Import Library (通称:assimp)とは、世に乱立する様々な3Dファイル形式を一元的に読み書きできるライブラリである。 2022年時点で57種類のファイル形式に対応している。

また、assimpライブラリを利用して開発されたファイル形式を変換するコマンドラインツールなども同梱されている。

assimpはC++で書かれている。公式にJava.NETPythonなどのバインディングも用意されている。

3DCGに関するプログラミングでは必需品ともいえる存在である。

macにインストールする[編集 | ソースを編集]

macOSの場合はhomebrewから入れるのが簡単。

$ brew install assimp

ファイル形式を変換する[編集 | ソースを編集]

ファイル形式の変換はexportオプションでできる。

$ assimp export <変換元ファイル> <変換先ファイル>

ファイル形式は拡張子で自動判別される。

$ assimp export sphere.x sphere.obj

複数のファイルを一括処理したい場合はシェルスクリプトを組む必要がある。 その手のスクリプトはgithubあたりにたくさん公開されている。 ググれ

外部リンク[編集 | ソースを編集]