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PCエンジンコアグラフィックス

12 バイト除去, 2019年3月9日 (土) 10:48
編集の要約なし
 この「PCエンジンコアグラフィックス」は、基本性能は初代「白PC」とほとんど変わりがない。大きな変更点は「白PC」がRF出力しか持たなかったのに対して専用端子によるAV出力を標準装備している点だ。あとは外見のデザインぐらい。無垢に真っ白だった「白PC」では汚れが目立つという判断もあったか、あるいは「重厚さ」を押し出そうとしたか、カラーリングは濃いグレーに青のロゴとなった。「エンジン」を意識したかと思われる横線のギザギザは引き継がれているが、白PCでは半円だった中央のふくらみは完全な円形となった。
コアグラ色ターボパッド 本体のカラーチェンジに伴い、同梱されるパッドもこれに合わせた色に変更された(左図)。 また「白PC」では同梱されるのが連射機能なしのパッドだったのに対して、コアグラ以降は連射機能つきのターボパッドが同梱とされていく。コアグラ色ターボパッド 本体のカラーチェンジに伴い、同梱されるパッドもこれに合わせた色に変更された。 また「白PC」では同梱されるのが連射機能なしのパッドだったのに対して、コアグラ以降は連射機能つきのターボパッドが同梱とされていく。
 「コアグラフィックス」が発売されたのは1989年12月。PCエンジン発売開始から2年を経たこの時期、一定の成功をおさめていたNEC-HEはより高みを目指して強気のハード展開を行っている。11月に低年齢層向けの廉価PCエンジン「[[PCエンジンシャトル]]」を発売、12月には逆に高年齢のマニアゲーマー向けの上位互換機である「PCエンジンSUPERGRAFX」を発売している。「スパグラ」と同時に発売開始されたこの「コアグラ」は両者の中間層を狙う主力商品、という位置づけだったのだろう。価格も据え置き、名前もPCエンジンが抱える「コア構想」を強く意識したものとなっている。
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