「PowerVR GE8322」を編集中

'''PowerVR GE8322'''とは、2019年ごろに登場した[[GPU]]である。
==概要==
2019年ごろに登場した[[SoC]]「[[Unisoc SC9863A]]」のGPUとして採用されている。 その他の採用事例は知らない。主に1万円前後の激安タブレットに搭載されている超[[ローエンド]]製品であり性能を期待してはいけない。
==対応API==

*OpenGL ES 1.1, 2.0, 3.0, 3.1, 3.2
*Vulkan 1.0, 1.1
*OpenCL 1.1, 1.2
*Android NN HAL

OpenGLES 3.2とVulkan 1.1が使えるので困ることはないと思われる。

ただしほとんどの[[ゲーム]]ではこの[[GPU]]を想定しておらず、描画に不具合が発生するものも存在する。 このため一部の端末では[[OS]]レベルで「Vulkanには非対応」と返答し、OpenGL ESしか使えなくしているものもある。
==テクスチャ圧縮==

*ETC
*ETC2
*ASTC
*PVRTC

ETC2に対応していれば困ることはないと思われる。
[[カテゴリ:GPU]]
@@ 1行目: / 1行目: @@
-'''PowerVR GE8322'''とは、2019年ごろに登場した[[イマジネーションテクノロジーズ]]製の[[GPU]]です。
+'''PowerVR GE8322'''とは、2019年ごろに登場した[[GPU]]である。
 ==概要==
-年ごろに登場した「[[PowerVR GE8320]]」のシェーダーユニット数を単純に2倍にしたものです。
+年ごろに登場した[[SoC]]「[[Unisoc SC9863A]]」のGPUとして採用されている。 その他の採用事例は知らない。主に1万円前後の激安タブレットに搭載されている超[[ローエンド]]製品であり性能を期待してはいけない。
-どのみち自慢できるような性能でもないので[[カタログスペック]]には「PowerVR GE8322」なのに「[[PowerVR GE8320]]」や「[[PowerVR GE8300]]」と書かれていることも多いです。
-主に1〜2万円前後の激安タブレットに搭載されている超[[ローエンド]]製品であり性能を期待してはいけません。
-主な採用例としては2019年ごろに登場した[[SoC]]「[[Unisoc SC9863A]]」の[[GPU]]として採用されていました。
 ==対応API==
-*[[OpenGL ES]] 1.1, 2.0, 3.0, 3.1, 3.2
-*[[Vulkan]] 1.0, 1.1
-*[[OpenCL]] 1.1, 1.2
-*[[Android NN HAL]]
-年に登場しただけあって対応APIは非常に充実している。性能は微妙でも「とりあえず起動はする」。この特性を生かして「これより下はないだろ」というローエンド環境を想定したデバッグ用途には非常に良い。
+*OpenGL ES 1.1, 2.0, 3.0, 3.1, 3.2
+*Vulkan 1.0, 1.1
+*OpenCL 1.1, 1.2
+*Android NN HAL
-なお、一部の既存の[[ゲーム]]の中には本[[GPU]]と[[Vulkan]]の組み合わせで不具合が発生するものも存在する。このため一部の端末では[[OS]]レベルで「Vulkanには非対応」と返答し、[[OpenGL ES]]しか使えなくしているものもあるので注意しよう。
+OpenGLES 3.2とVulkan 1.1が使えるので困ることはないと思われる。
-== 対応するテクスチャ圧縮形式 ==
+ただしほとんどの[[ゲーム]]ではこの[[GPU]]を想定しておらず、描画に不具合が発生するものも存在する。 このため一部の端末では[[OS]]レベルで「Vulkanには非対応」と返答し、OpenGL ESしか使えなくしているものもある。
-* ETC
+==テクスチャ圧縮==
-* ETC2
-* ASTC
-* PVRTC
-[[ETC2]]に対応しているので困ることはないと思われる。
+*ETC
+*ETC2
+*ASTC
+*PVRTC
+ETC2に対応していれば困ることはないと思われる。
 [[カテゴリ:GPU]]