RealityEngine
2020年7月21日 (火) 04:39時点におけるAdministrator (トーク | 投稿記録)による版 (ページの作成:「'''RealityEngine'''とは、シリコングラフィックスから発売したSGI Crimson及びSGI Onyx向けのビデオカードである。 これを…」)
RealityEngineとは、シリコングラフィックスから発売したSGI Crimson及びSGI Onyx向けのビデオカードである。
これを搭載すると「グラフィックスワークステーション」が「グラフィックススーパーコンピューター」にパワーアップすると宣伝された。
RealityEngineはGeometry Engine、Raster Manger、Display Mangerの3つのボードでひとつである。
Geometry Engine
ジオメトリエンジンはジオメトリ変換を行う。移動、回転、拡縮、頂点ライティングを行う。今でいう「バーテックスシェーダー」だな。
Raster Manger
ラスターマネージャーはジオメトリエンジンから受け取ったベクトルデータをラスターデータ(ビットマップ)に変換する。また、Zバッファーテスト、色と透明度のブレンド、テクスチャマッピング、マルチサンプルアンチエイリアシングなどの機能もある。
今でいう「ジオメトリシェーダー」と「ピクセルシェーダー」をセットにしたものだな。
Display Manager
ディスプレイマネージャーはラスターマネージャーから受け取ったデジタルデータをアナログ信号に変換する。当時はアナログ信号のCRTディスプレイだったからね。
関連項目
- RealityEngine 2 = SGI Onyxに初期型に搭載されていた
- InfiniteReality = RealityEngine2の後継