SAS-4

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SAS-4 (読み:さすふぉー、別名:24Gbps SAS)とは、SCSI陣営が定めるストレージのインターフェース規格である「SAS」のひとつである。2021年時点の最新仕様。

基本的に「SASは同世代のSATAより2倍速い」という仕様であるが、SATA4が登場しなかったため「SAS-4はSATA3より4倍速い」ということになっている。

一方、SATA陣営はSATA4ではなくNVMe (M.2U.2)に移行し、その速度は2021年時点で64Gbps (PCIe4.0 x4)、2022年時点で128Gbps (PCIe5.0 x4)となっている。つまり速度的にはSAS-4は完全に負けている。

SAS陣営によるとSAS-4の利点は「古いRAIDコントローラーを僅かな改修だけで対応できる」ことだとしている。つまりU.2E1.Sなどと異なり、新設計となる部分が少なく、不具合が混入するリスクも少ないという。

サーバーの世界では安定性のために「枯れた技術」が好まれる傾向があり、SAS-4は根強い人気があるようだ。