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'''Scaleform GFx'''とは、Scaleform Corporationが開発していたAdobe Flash Professionalで使えるUIコンポーネント集と、 Adobe Flash Player互換のレンダリングエンジンである。
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2017年7月12日に[[オートデスク]]のオンラインストアから製品が削除されサポートが終了した。
 
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Scaleform GFxで動かすアプリは[[Adobe Flash Professional]]で普通に開発する。 この際にScaleform製のイカしたデザインのUIコンポーネントが使えた。
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出来上がった[[swfファイル]]は[[Direct3D]]および[[OpenGL]]を用いて[[Adobe Flash Player]]より遥かにサクサク動く。ただし使える機能は限定されていた。
 
出来上がった[[swfファイル]]は[[Direct3D]]および[[OpenGL]]を用いて[[Adobe Flash Player]]より遥かにサクサク動く。ただし使える機能は限定されていた。
  
この当時人気だった[[ゲームエンジン]]たち([[Source Engine]]や[[Unreal Engine 3]]、[[CryEngine 2]]など)にはScaleform GFxで作ったUIをそのまま使える機能があった。とくに[[Source Engine]]では[[Portal 2]]や[[Counter-Strike]]が「使用例」として示されていた。
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この当時人気だった[[ゲームエンジン]]たち([[Source Engine]]や[[Unreal Engine 3]]、[[CryEngine 2]]など)にはScaleform GFxで作ったUIをそのまま使える機能があった。

2020年6月22日 (月) 02:14時点における最新版

Scaleform GFxとは、Scaleform Corporationが開発していた ゲーム向けに最適化されたAdobe Flash Player互換のレンダリングエンジンと、 ゲーム向けなデザインのAdobe Flash Professionalで使えるUIコンポーネント集である。

2011年3月にAutoCADで有名なオートデスクが買収し「Autodesk Gameware」の一部となった。

2017年7月12日にオートデスクのオンラインストアから製品が削除されサポートが終了した。

概要[編集 | ソースを編集]

Scaleform GFxで動かすアプリはAdobe Flash Professionalで普通に開発する。この際にScaleform製のイカしたデザインのUIコンポーネントが使えた。

出来上がったswfファイルDirect3DおよびOpenGLを用いてAdobe Flash Playerより遥かにサクサク動く。ただし使える機能は限定されていた。

この当時人気だったゲームエンジンたち(Source EngineUnreal Engine 3CryEngine 2など)にはScaleform GFxで作ったUIをそのまま使える機能があった。