「Service Workerを無効化する」の版間の差分

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(ページの作成:「HTML5には「Service Worker」という機能がある。 大雑把にいえばWeb Workerが「何の確認もなく」「端末にインストールされ」「常に…」)
 
 
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HTML5には「Service Worker」という機能がある。
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[[HTML5]]には「Service Worker」という機能がある。
  
大雑把にいえばWeb Workerが「何の確認もなく」「端末にインストールされ」「常にバックグランド」で動き続ける機能だ。
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大雑把にいえば[[Web Worker]]の派生物であり、特定のウェブページを開くと「何の確認もなく」「端末にインストールされ」「常にバックグランドで動き続ける」という理解し難い機能だ。
  
 
見てのとおりユーザーには何一つ利のない機能なので必ず無効化しましょう。
 
見てのとおりユーザーには何一つ利のない機能なので必ず無効化しましょう。
知らぬ間に端末はどんどん重くなり、端末のバッテリーは勢いよく減りだす。
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知らぬ間に端末はどんどん重くなります。
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とくに[[スマホ]]だと端末のバッテリーが勢いよく減るようになります。
  
 
動かなくなるサイトがあって困る?
 
動かなくなるサイトがあって困る?
 
大丈夫。
 
大丈夫。
ServiceWorkersがないと動かないサイトは、存在そのものが不要なサイトです。
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ServiceWorkersがないと動かないサイトは存在そのものが不要なサイトです。
  
== Firefox ==
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==Firefox==
 
[[Firefox]]は設定でService Workerを無効化できる。
 
[[Firefox]]は設定でService Workerを無効化できる。
  
=== 削除 ===
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===削除===
# 「about:serviceworkers」を開く
 
# すべてのServiceWorkerを手作業で登録解除する
 
  
: 無効化
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#「about:serviceworkers」を開く
# 「about:config」を開く
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#すべてのServiceWorkerを手作業で登録解除する
# dom.serviceWorkers.enabledをfalse
 
# Firfoxを再起動する(これ重要)
 
  
== PCのChrome系 ==
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===無効化===
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#「about:config」を開く
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#dom.serviceWorkers.enabledをfalse
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#Firfoxを再起動する(これ重要)
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==PCのChrome系==
 
[[PC]]版の[[Chrome]]系([[Brave]]など)は設定でService Workerを無効化できない。
 
[[PC]]版の[[Chrome]]系([[Brave]]など)は設定でService Workerを無効化できない。
 
[[Google]]が積極的に推してた機能だからね。
 
[[Google]]が積極的に推してた機能だからね。
  
=== 削除 ===
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===削除===
# 「chrome://serviceworker-internals」を開く
 
# すべてのServiceWorkerを手作業で登録解除する
 
  
=== 無効化 ===
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#「chrome://serviceworker-internals」を開く
ページ読み込み直後にService Workerの登録関数をオーバーライドすることで強引に無効化する拡張機能が開発されている。
+
#すべてのServiceWorkerを手作業で登録解除する
* Reject Service Worker
 
*: https://chrome.google.com/webstore/detail/reject-service-worker/falajmifjcihbmlokgomiklbfmgmnopd
 
* Block Service Workers
 
*: https://chrome.google.com/webstore/detail/block-service-workers/ceokjgeibfjfcboemhdpkdalankbmnej/related?hl=ja
 
  
== AndroidのChrome ==
+
===無効化===
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ページ読み込み直後にService Workerの登録関数を強引に無効化する拡張機能が開発されている。
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 +
*Reject Service Worker
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*:https://chrome.google.com/webstore/detail/reject-service-worker/falajmifjcihbmlokgomiklbfmgmnopd
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*Block Service Workers
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*:https://chrome.google.com/webstore/detail/block-service-workers/ceokjgeibfjfcboemhdpkdalankbmnej/related?hl=ja
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==AndroidのChrome==
  
 
(調査中)
 
(調査中)
  
# Androidで、「設定」→「開発者向けオプション」→「USBデバッグ」をオンにする
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#Androidで、「設定」→「開発者向けオプション」→「USBデバッグ」をオンにする
# PCのChromeで、「chrome://inspect/#devices」を開く
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#PCのChromeで、「chrome://inspect/#devices」を開く
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==参考文献==
  
== 参考文献 ==
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*https://www.bugbugnow.net/2020/03/Reject-to-register-a-ServiceWorker.html
* https://www.bugbugnow.net/2020/03/Reject-to-register-a-ServiceWorker.html
+
*https://qiita.com/rana_kualu/items/52d8cb7b200d6fefddc8

2023年9月1日 (金) 12:51時点における最新版

HTML5には「Service Worker」という機能がある。

大雑把にいえばWeb Workerの派生物であり、特定のウェブページを開くと「何の確認もなく」「端末にインストールされ」「常にバックグランドで動き続ける」という理解し難い機能だ。

見てのとおりユーザーには何一つ利のない機能なので必ず無効化しましょう。 知らぬ間に端末はどんどん重くなります。 とくにスマホだと端末のバッテリーが勢いよく減るようになります。

動かなくなるサイトがあって困る? 大丈夫。 ServiceWorkersがないと動かないサイトは存在そのものが不要なサイトです。

Firefox[編集 | ソースを編集]

Firefoxは設定でService Workerを無効化できる。

削除[編集 | ソースを編集]

  1. 「about:serviceworkers」を開く
  2. すべてのServiceWorkerを手作業で登録解除する

無効化[編集 | ソースを編集]

  1. 「about:config」を開く
  2. dom.serviceWorkers.enabledをfalse
  3. Firfoxを再起動する(これ重要)

PCのChrome系[編集 | ソースを編集]

PC版のChrome系(Braveなど)は設定でService Workerを無効化できない。 Googleが積極的に推してた機能だからね。

削除[編集 | ソースを編集]

  1. 「chrome://serviceworker-internals」を開く
  2. すべてのServiceWorkerを手作業で登録解除する

無効化[編集 | ソースを編集]

ページ読み込み直後にService Workerの登録関数を強引に無効化する拡張機能が開発されている。

AndroidのChrome[編集 | ソースを編集]

(調査中)

  1. Androidで、「設定」→「開発者向けオプション」→「USBデバッグ」をオンにする
  2. PCのChromeで、「chrome://inspect/#devices」を開く


参考文献[編集 | ソースを編集]