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最初期の[[プロトコル]]は[[NetBIOS]]を用いたものであったが、現在では[[TCP/IP]]上でNetBIOSの[[エミュレーション]]を行う[[NetBIOS over TCP/IP]]を使うものが主流となっている。
 
最初期の[[プロトコル]]は[[NetBIOS]]を用いたものであったが、現在では[[TCP/IP]]上でNetBIOSの[[エミュレーション]]を行う[[NetBIOS over TCP/IP]]を使うものが主流となっている。
  
SMBバージョン2.0の発表に伴い「[[CIFS]]」という名称で仕様が広く公開され、またマイクロソフトとSambaプロジェクトが共同で開発することが発表された。[[CIFS]]では[[UNIX]]向けの拡張なのども含まれており、SMBと[[CIFS]]は微妙に互換性の無い部分があるため、[[Mac OS X]]ではSMBと[[CIFS]]を明確に区別しており、「smb://〜」で接続する場合はSMB1.0、「cifs://〜」で接続する場合はSMB2.0以降と明示的にプロトコルをバージョン指定で切り替えできるようになっている。
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SMBバージョン2.0の発表に伴い「[[CIFS]]」という名称で仕様が広く公開され、またマイクロソフトとSambaプロジェクトが共同で開発することが発表された。[[CIFS]]では[[UNIX]]向けの拡張なども追加されており、SMBと[[CIFS]]は微妙に互換性の無い部分がある。このため[[Mac OS X]]ではSMBと[[CIFS]]を明確に区別しており、「smb://〜」で接続する場合はSMB1.0、「cifs://〜」で接続する場合はSMB2.0以降と明示的にプロトコルをバージョン指定で切り替えできるようになっている。
  
 
==関連項目==
 
==関連項目==

2015年4月14日 (火) 13:07時点における最新版

SMB(読み:えすえむびー、語源:server message block)とは、主にLAN上でファイルプリンタを共有するための通信規格である。

概要[編集 | ソースを編集]

SMBは、IBMが開発し、マイクロソフトが魔改造してMS-DOSLAN ManagerWindowsに採用したファイルプリンタを共有する機能である。 LinuxFreeBSDなどでも利用できるオープンソースの互換品としてSambaが有名である。初期のSambaはリバースエンジニアリング的な互換品であったが、バージョン4以降はマイクロソフトと共同開発が行われており互換性が保証されている。

最初期のプロトコルNetBIOSを用いたものであったが、現在ではTCP/IP上でNetBIOSのエミュレーションを行うNetBIOS over TCP/IPを使うものが主流となっている。

SMBバージョン2.0の発表に伴い「CIFS」という名称で仕様が広く公開され、またマイクロソフトとSambaプロジェクトが共同で開発することが発表された。CIFSではUNIX向けの拡張なども追加されており、SMBとCIFSは微妙に互換性の無い部分がある。このためMac OS XではSMBとCIFSを明確に区別しており、「smb://〜」で接続する場合はSMB1.0、「cifs://〜」で接続する場合はSMB2.0以降と明示的にプロトコルをバージョン指定で切り替えできるようになっている。

関連項目[編集 | ソースを編集]

参考文献[編集 | ソースを編集]