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2021年4月5日 (月) 03:39時点における最新版
SxS(読み:えす・ばい・えす)とは、2007年にソニーとサンディスクが策定したExpressCard端子に挿して使うメモリカードの規格である。
SxSは最大2.5Gbit/sのバースト転送を実現している。今となってはUSB 3.0の半分という速度であるが、発表当時はUSB 2.0全盛期であり爆速であった。
SxSはハードウェア的にはExpressCardそのものであり、その上のソフトウェアを規格化したものである。考え方的にはNVMe (M.2 SSD)みたいなもんだな。このためSxSメモリカードはノートパソコンなどのExpressCard端子に物理的に挿すことができる。ただしソニーが配布しているデバイスドライバーが必須となるためWindowsとmacOSでしか利用できない。非公式ながらLinux用のデバイスドライバーも開発されている。
後にUSB 3.0接続の「SxSカードがUSBマスストレージに見える変換アダプター」という製品も売られている。これを使えばOSに依存せず利用できる。
SxSは主にソニーは業務用ビデオカメラのXDCAM EXシリーズに採用されている。