USB Video Class
2020年9月10日 (木) 02:44時点におけるAdministrator (トーク | 投稿記録)による版 (ページの作成:「'''USB Video Class'''（通称：UVC）とは、USB接続のウェブカメラの規格である。 大雑把にいえばウェブカメラからの映像信号…」)
USB Video Class（通称：UVC）とは、USB接続のウェブカメラの規格である。
大雑把にいえばウェブカメラからの映像信号を圧縮してPCに受け渡す規格である。その他にもカメラの制御なども規格に含まれている。
ウェブカメラだけでなくHDMIキャプチャ機器などでも使われている。
映像信号は未圧縮だと非常にデータサイズは大きい。たとえば「フルHD以上」かつ「30fps以上」であれば2000Mbpsくらいの帯域が必要となる。UVCの場合はUSBケーブルを流れる信号を圧縮するためUSB 2.0の480Mbpsという狭い帯域でも送信が可能となっている。
UVCで使える圧縮アルゴリズムは複数が規定されている。ただし全部を実装している製品はまず存在しないと思われる。
安物の定番はMotion JPEGである。規格上はH264やVP8などにも対応している。ただこの手の製品の高級品は「USB 3.0やThunderboltを使って劣化なしの未圧縮データ」として垂れ流すのが主流なため、UVCの規格上は存在しているがあまり見かけることはない。
