「Vivaldi」の版間の差分

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Vivaldiは大雑把にいえば[[Google Chrome]]の[[オープンソース]]版である[[Chromium]]を懐かしの[[Opera]]風にカスタマイズした[[ウェブブラウザ]]である。
 
伝説のオペラ作曲家であるアントニオ・ヴィヴァルディにちなんだ名称であると推測され、[[最強伝説]]の復活が期待される。
 
  
Vivaldiの開発を行っているのは元OperaのCEOである[[ヨン・スティーブンソン・フォン・テッツナー]]氏である。同氏は2010年1月にOperaを辞任<ref>http://news.mynavi.jp/news/2010/01/05/052/</ref>し、その後は「ブラウザとは何たるか」を哲学する「Vivaldi」という本ブラウザと同名のSNSおよび電子掲示板を運営していた。
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2015年1月、突如としてVivaldiのウェブサイトが一般公開された。この中には「Our Story<ref>https://vivaldi.com/#Story</ref>」というページが用意されており、1994年のOperaの誕生からOperaが大きく変わってしまった悲しい経緯が綴られた。そしてその最後に「我々は新しいブラウザを作る必要がある」と締めくくられていた。
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ちなみに、テクニカルプレビュー版から日本語に既に対応してた。
 
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Vivaldiを起動すると、まずサイドバーがあり、さらにはURLバーと検索バーが分離しており、さらにスピードダイヤルが鎮座する。
 
Vivaldiを起動すると、まずサイドバーがあり、さらにはURLバーと検索バーが分離しており、さらにスピードダイヤルが鎮座する。

2024年4月17日 (水) 06:08時点における最新版

Vivaldi(読み:ゔぃゔぁるでぃ)とは、Operaの元CEO開発しているOpera風のウェブブラウザである。

概要[編集 | ソースを編集]

Vivaldiは大雑把にいえばGoogle Chromeオープンソース版であるChromiumを懐かしのOpera風にカスタマイズしたウェブブラウザである。伝説のオペラ作曲家であるアントニオ・ヴィヴァルディにちなんだ名称であると推測され、最強伝説の復活が期待される。

Vivaldiの開発を行っているのは元OperaのCEOであるヨン・スティーブンソン・フォン・テッツナー氏である。同氏は2010年1月にOperaを辞任[1]し、その後は「ブラウザとは何たるか」を哲学する「Vivaldi」という本ブラウザと同名のSNSおよび電子掲示板を運営していた。

2015年1月、突如としてVivaldiのウェブサイトが一般公開された。この中には「Our Story[2]」というページが用意されており、1994年のOperaの誕生からOperaが大きく変わってしまった悲しい経緯が綴られた。そしてその最後に「我々は新しいブラウザを作る必要がある」と締めくくられていた。

テクニカルプレビュー版[編集 | ソースを編集]

2015年1月27日、Windows版、Mac版、Linux版のテクニカルプレビュー版(ベータ版どころかアルファ版以前のバージョン)がダウンロード提供された。 ウェブブラウザによってはダウンロードする際に警告が出るが「継続」を押してダウンロードを進めよう。 ちなみに、テクニカルプレビュー版から日本語に既に対応してた。

Vivaldiを起動すると、まずサイドバーがあり、さらにはURLバーと検索バーが分離しており、さらにスピードダイヤルが鎮座する。 スピードダイアルの初期設定は国ごとに異なっており、日本向けでは『ITmedia』や『毎日新聞』、『NHK オンライン』などが登録されている。 下部にはステータスバーにはズームスライダーや画像やスタイルシートの無効化ボタンなども並んでいる。 Opera最強伝説と言われた時代のノスタルジックでビンテージな雰囲気が漂うデザインとなっている。

新ブラウザ「Vivaldi」、公開1週間でアイスランドの人口を超えるダウンロード数

Vivaldiの最初のテクニカルプレビュー版は公開してから1週間ほどでアイスランドの人口を超える40万ダウンロードに到達したという。40万という数はTetzchner氏の母国であるアイスランドの人口よりも多く、アイスランドの羊の数と同じくらいだろうとも説明されている[3]

関連項目[編集 | ソースを編集]

参考文献[編集 | ソースを編集]