「Vivaldi」の版間の差分
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2024年4月17日 (水) 06:08時点における最新版
Vivaldi(読み:ゔぃゔぁるでぃ)とは、Operaの元CEOが開発しているOpera風のウェブブラウザである。
概要[編集 | ソースを編集]
Vivaldiは大雑把にいえばGoogle Chromeのオープンソース版であるChromiumを懐かしのOpera風にカスタマイズしたウェブブラウザである。伝説のオペラ作曲家であるアントニオ・ヴィヴァルディにちなんだ名称であると推測され、最強伝説の復活が期待される。
Vivaldiの開発を行っているのは元OperaのCEOであるヨン・スティーブンソン・フォン・テッツナー氏である。同氏は2010年1月にOperaを辞任[1]し、その後は「ブラウザとは何たるか」を哲学する「Vivaldi」という本ブラウザと同名のSNSおよび電子掲示板を運営していた。
2015年1月、突如としてVivaldiのウェブサイトが一般公開された。この中には「Our Story[2]」というページが用意されており、1994年のOperaの誕生からOperaが大きく変わってしまった悲しい経緯が綴られた。そしてその最後に「我々は新しいブラウザを作る必要がある」と締めくくられていた。
テクニカルプレビュー版[編集 | ソースを編集]
2015年1月27日、Windows版、Mac版、Linux版のテクニカルプレビュー版(ベータ版どころかアルファ版以前のバージョン)がダウンロード提供された。 ウェブブラウザによってはダウンロードする際に警告が出るが「継続」を押してダウンロードを進めよう。 ちなみに、テクニカルプレビュー版から日本語に既に対応してた。
Vivaldiを起動すると、まずサイドバーがあり、さらにはURLバーと検索バーが分離しており、さらにスピードダイヤルが鎮座する。 スピードダイアルの初期設定は国ごとに異なっており、日本向けでは『ITmedia』や『毎日新聞』、『NHK オンライン』などが登録されている。 下部にはステータスバーにはズームスライダーや画像やスタイルシートの無効化ボタンなども並んでいる。 Operaが最強伝説と言われた時代のノスタルジックでビンテージな雰囲気が漂うデザインとなっている。
- 新ブラウザ「Vivaldi」、公開1週間でアイスランドの人口を超えるダウンロード数
Vivaldiの最初のテクニカルプレビュー版は公開してから1週間ほどでアイスランドの人口を超える40万ダウンロードに到達したという。40万という数はTetzchner氏の母国であるアイスランドの人口よりも多く、アイスランドの羊の数と同じくらいだろうとも説明されている[3]。