「Vulkan Memory Allocator」の版間の差分
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VmaAllocation は、このバッファに割り当てられたメモリを表すオブジェクトです。VkDeviceMemory のハンドルやオフセットなどのパラメータを問い合わせることができます。 | VmaAllocation は、このバッファに割り当てられたメモリを表すオブジェクトです。VkDeviceMemory のハンドルやオフセットなどのパラメータを問い合わせることができます。 | ||
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+ | * [[主なグラフィックスAPIのメモリアライメント]] | ||
+ | * [[GPUOpen]] | ||
== 外部リンク == | == 外部リンク == |
2024年4月18日 (木) 01:20時点における版
Vulkan Memory Allocator(通称:VMA)とは、GPUOpenがオープンソースのもとで開発している「VulkanはGPUごと(どころかデバイスドライバごと)にメモリアライメントの仕様がバラバラ」という絶望的な問題を解決してくれるライブラリです。
使い方
このライブラリの基本的な使い方はとてもシンプルだ。グローバルなVmaAllocatorオブジェクトを作成した後、バッファを作成するために必要な完全なコードは次のようになります。
VkBufferCreateInfo bufferInfo = { VK_STRUCTURE_TYPE_BUFFER_CREATE_INFO };
bufferInfo.size = 65536;
bufferInfo.usage = VK_BUFFER_USAGE_VERTEX_BUFFER_BIT | VK_BUFFER_USAGE_TRANSFER_DST_BIT;
VmaAllocationCreateInfo allocInfo = {};
allocInfo.usage = VMA_MEMORY_USAGE_AUTO;
VkBuffer buffer;
VmaAllocation allocation;
vmaCreateBuffer(allocator, &bufferInfo, &allocInfo, &buffer, &allocation, nullptr);
この1回の関数呼び出しで
- VkBuffer が作成されます。
- 必要に応じて VkDeviceMemory ブロックが割り当てられます。
- メモリブロックの未使用領域がこのバッファにバインドされます。
VmaAllocation は、このバッファに割り当てられたメモリを表すオブジェクトです。VkDeviceMemory のハンドルやオフセットなどのパラメータを問い合わせることができます。