エターナルアミューズメント

提供: MonoBook
ナビゲーションに移動 検索に移動

株式会社エターナルアミューズメントとは、ゲームセンターやアニメ雑貨店などを運営していた企業である。本社は東京都千代田区岩本町3-3-5。

概要[編集 | ソースを編集]

2007年(平成19年)6月に設立。

2020年4月2日に自己破産を申請した。

秋葉原の総合アミューズメント施設「エターナルアミューズメントタワーby Asobox」(通称:エアタワ)、アニメ雑貨販売店「Anibox(アニボックス)」を全国に約100店舗出店するほか、クレーンゲーム機を主体におみくじマシンパチスロマシンなど100種超のアミューズメント機器のレンタルや卸、アミューズメントコーナー運営、景品卸を展開。

当社のアミューズメント機器はショッピングセンターや温泉スパ施設、カラオケ店など全国約1000カ所に設置され、売り上げを設置店と当社で定率分配することを特徴としていた。

クレーンゲーム機で取れない人のためにプライズ景品の販売もやっていたりと中々ぶっ飛んでいた。

破産[編集 | ソースを編集]

近年は他社からの営業譲渡で直営店舗が増加し、2019年5月期には年収入高約68億2700万円を計上していた。

しかし、一方で積極的な出店により商品在庫が重荷となるなか、2019年10月の消費増税によって店舗の売り上げが減少、昨年末から取引先への支払い遅延が頻発していた。

今年に入り新型コロナウイルスの流行で各店舗の来店者数と売上高が大幅にダウン。3月6日には本店事務所に「新型コロナウイルス感染症対策におきまして感染リスクがあることを勘案して臨時休業とさせていただくことを決定しました」との張り紙を出していた。

その後は一部従業員のリストラなど再建策を模索したものの、資金繰りのメドが立たず、3月18日付で「廃業のお知らせ」を掲示、事業を停止していた。

倒産に伴い同社が運営するイオンモールやトライアル、ドンキホーテ、ブックオフなどのゲームコーナーも軒並みにバリケードテープで封鎖された。

負債は約84億円。