Opera
Opera(おぺら)とは、最強伝説である。 日本では一般的にOpera最強伝説(おぺらさいきょうでんせつ)、または単に最強伝説と呼ばれることが多い。 なお、最強伝説であって最強ではない点に注意すること。
概要[編集 | ソースを編集]
Operaはノルウェーの半国営企業であるOpera Software ASAが開発・販売するWebブラウザである。Opera Softwareは、日本でいうNTT(電電公社)にあたる、ノルウェーのTelenor(テレノール)の事業部が分離した会社である。
Operaの主力はテレビやゲーム機など向けの組み込みブラウザである。 これらへのライセンス提供が主たる収入源であるとされている。 組込分野はPC向けのソフトウェア分野とは異なり、開発から製造出荷までの期間が非常に長く、また製品の提供期間も長いため、仕様変更のペースが速いオープンソースとの組み合わせは不向きであると言われている。また汎用的なハードウェアを採用していない場合に、オープンソース開発者と足並みを揃えるためにはポーティングした内容を公開することで、開発中のハードウェア周りの仕様が漏れ、開発リソースに勝るライバル企業にインスパイヤされた挙げ句に先行発売される恐れがあるという。Operaのライセンスビジネスはこの隙間を狙ったビジネスモデルであるといえる。
WindowsやLinux、Mac OS X、FreeBSDなど向けのデスクトップ版は無料で提供されている。 iPhoneやiPad、Androidなど向けのOpera MobileやOpera Miniも無料で提供されている。なお、Android版は割と本気で最強伝説ではなく最強である。
なお、このページではOperaデスクトップ版を中心に記述する。 モバイル版については「Opera Mobile」や「Opera Mini」のページを参照。
先進性[編集 | ソースを編集]
Operaは、タブブラウザ、マウスジェスチャー、スピードダイアル、JavaScriptベースの拡張、Opera LinkやOpera Turboと言ったクラウドなど、革新的・革命的な新機能を次々と生み出すが、半年もしないうちに他のブラウザにパクられるインスパイヤされるのが定番となっている。
また、ここ最近のFirefoxやChromeは、Operaの特徴である左上のメニューアイコンやタイトルバーにめり込んだタブなど、見た目もOperaそっくりになっており、機能どころかデザインまでパクられているインスパイヤされている。とくにFirefoxは4あたりからOperaのインスパイヤが始まり、Firefox 10以降はボタン類の配置までほぼ同一、素人目では見分けるのが難しいほどOperaそっくりに豹変している。
なお、これらのインスパイヤは多くの人がOperaの存在や実体を知らないため、あまり問題になることはない。
関連項目[編集 | ソースを編集]
参考文献[編集 | ソースを編集]