サーマルスロットリング

提供: MonoBook
ナビゲーションに移動 検索に移動

サーマルスロットリング英語:thermal slottling)とは、最近のCPUメモリSSDなどの半導体デバイスに搭載されている機能のひとつで、温度センサーが一定値以上に達すると危険を察知し、動作クロックを落として緊急冷却モードに入る機能のことである。

概要[編集 | ソースを編集]

マルチコアCPUの場合はクロックダウンに加えて大多数のコアの動作を停止させる挙動をする製品も多い。とくにスマートフォンでよくある「big.LITTLE」系のCPUではサーマルスロットリングが発動すると「リトルコアが1〜2個だけが動く」という挙動をする製品が多い。

また、OSレベルでサーマルスロットリングを実装している事例もあり、それらでは高負荷の原因となっているアプリを強制終了、かつ冷えるまで起動させないという挙動をすることが多い。ARROWS伝説で有名なARROWSはカメラで撮影中に強制終了したりと、さすが伝説だけあると感心させられる。

注意[編集 | ソースを編集]

昨今のPCスマホなどのコンピューターを選定する際には、サーマルスロットリング発動までの時間、サーマルスロットリング発動時の挙動は非常に重要な要素である。

ネットや雑誌などでスマートフォンなどのベンチマークをよく見かけるが、キンキンに冷えた状態から3分間程度のベンチマークテストではサーマルスロットリングが発動せず非常に高性能な数値を叩き出していることが多い。

一方で動画撮影やゲームなどの高負荷な状態が長時間続く実環境ではサーマルスロットリングが発動して1/10程度の性能しか出ないなどといった製品も多いので注意しよう。

また、近年のM.2 SSDもアツアツであり、ほとんどの製品にサーマルスロットリングが搭載されている。 ヒートシンクを付けてガンガンに冷やさないと期待通りの性能が出ないことも多い。

対策[編集 | ソースを編集]

サーマルスロットリングの発動は、ファンヒートシンクヒートパイプウォーターポンプを取り付けるなどである程度はを抑制することができる。

関連項目[編集 | ソースを編集]