ベンチマーク
ベンチマーク(英語:benchmark)とは、測量で使われる「水準点」という意味である。 最近ではある統一の基準で性能を計測することを指していることが多い。
コンピューター[編集 | ソースを編集]
コンピューターの世界ではベンチマークソフトでCPUやGPUの性能を数値化し、そのスコアを競うことを指していることがほとんどである。
ただし多くのベンチマークソフトは現実とはかけ離れた数値となっていることが多い。 とくにスマートフォン用のベンチマークソフトはサーマルスロットリングなどを想定しておらず有名所も含めて現実離れが顕著である。
コストカット[編集 | ソースを編集]
カタログスペック[編集 | ソースを編集]
製品のコストダウンを行う際には、まずカタログスペックに現れない部分が削られる。 パソコンであればCPUのクロック周波数、メモリの容量、HDDの容量などは削られにくい。
一方で目潰し液晶や腱鞘炎を誘発するキーボードなどを採用してコストを削る。また、一般人は「HDDの容量」しか見ないので「HDDの速度」もよく削られる。最近では「SSD搭載!(HDD並に遅い)」などとどこから調達したのか不思議な製品も多い。
ベンチマーク[編集 | ソースを編集]
次にベンチマークソフトで数値として表しにくい部分が削られる。
パソコンであれば液晶の「解像度」と「リフレッシュレート」以外の部分が削られやすい。一般人は「カタログスペックに書かれた解像度」しか見ないし、子供部屋おじさんも「カタログスペックに書かれたリフレッシュレート」くらいしか見ないためだ。
また、液晶の品質の計測にはキャリブレーターなどのハードウェアが必要となるため、一般人はまずベンチマークを行えないので削るには都合が良い。
ただし最近はアップルがMac製品の宣伝に「輝度」や「sRGBカバー率」「DCI-P3カバー率」などを使い出したため削りにくくはなりつつある。
また、スピーカーも数値化しにくいので削りやすい。10万円程度のノートパソコンだとピュアオーディオな人でなくても解るくらい酷い品質で、下手をするとダイソーの300円スピーカーの方が高品質なくらい酷い製品で溢れている。
削る部分がなくなると[編集 | ソースを編集]
そして削る部分がなくなると今度は安全対策や耐久性を削ってくる。 一定期間で安定して壊れるコンデンサなどが定番だ。 これで安定した買い替え需要が見込める。 怖いですねえ。
備考[編集 | ソースを編集]
ちなみにMacの中古価格が下がらない秘密もこれに関連しており、 ネジ一本に至る細部まで無駄に良いパーツを使っている。MacとPlayStationシリーズの基板はいつ見ても芸術的である。