リファレンス仕様

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リファレンス仕様(リファレンスカードやリファレンスモデルとも呼ばれる)とは、主にビデオカードなどの製造販売に際して

  • GPUメーカーの社運をかけたハイエンド製品の初物は、
  • ビデオカードそのものをGPUメーカーが製造し、
  • ビデオカードメーカー各社は独自の化粧箱に入れて販売するだけ

という制度である。


これにより「初物の品質」が一定となり、どこぞのビデオカードメーカーが不良品を発売して初動でケチがつくのを防ぐことができる。

リファレンス仕様は安定性重視であるためGPUVRAMクロック周波数が若干落とされていることも多く、このため製品発表時や雑誌等へ配布されたものよりもベンチマークでは低性能を示すことも多々ある。

製品の独自色が出始めるのは基板の設計製造がビデオカードメーカーで行われる「2番め以降の製品」となる。電源強化やオーバークロックなどを期待するのであれば発売直後に購入せず少し待とう。

呼称[編集 | ソースを編集]

ビデオカードのパッケージには「これはリファレンス仕様です」という意味の記号が小さく書かれている事が多い。