国債
国債(こくさい)とは、国が財政上の資金不足を補うために発行する債券のことである。投資家は国債を購入することで国に一定期間お金を貸し、国は半年ごとに利子を支払い、満期になると元本を償還(返済)する仕組みになっている。
国債の仕組み[編集 | ソースを編集]
国は歳入(税収など)だけでは歳出(社会保障費やインフラ整備費など)を賄いきれない場合、法律に基づいて国債を発行し、投資家から資金を調達する。投資家は入札方式などで国債を取得し、半年ごとに利子を受け取り、満期時に額面金額が返ってくる。割引国債(国庫短期証券)は利払いがなく、額面を下回る価格で発行され、満期に額面で償還される。
国債の種類[編集 | ソースを編集]
国債は大きく「普通国債」と「財政投融資特別会計国債(財投債)」に分けられる。
- 普通国債
- 公共事業や赤字補填など一般会計の歳入として発行される。さらに用途や償還期間に応じて、建設国債、特例国債(赤字国債)、復興債、借換債などに分類される。
- 財投債
- 財政融資資金の運用財源として特別会計で発行され、利払いや償還は貸付金の回収で賄われる。
また、償還期間に応じて超長期(15年・20年・30年・40年)、長期(10年)、中期(2年)などに分かれ、利付債(固定・変動)、物価連動国債、割引債(短期国庫短期証券)など多様な商品が存在する。
国債の特徴と役割[編集 | ソースを編集]
国債は元本割れのリスクが極めて低く、国家が発行者であるため安全性が高いとされる。一方で利回りは低めであり、長期的な資金調達手段として政府財政の健全性維持や公共投資資金の確保に重要な役割を果たしている。