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スパニングツリープロトコル

99 バイト追加, 2019年3月26日 (火) 06:30
編集の要約なし
'''スパニングツリープロトコル'''とは、[[スイッチングハブ]]をループ構成で接続すると、経路が[[冗長化]]されるというものである。
当然ながらスパニングツリープロトコルに対応したスイッチングハブが複数台必要になる。 == 概要 ==
一般的にはスイッチングハブをループ構成にするとフレームがぐるぐる回ってネットワークが破綻する。最近では家庭用でもループ検知が付いている製品もあるよね。
一方、スパニングツリープロトコルに対応したスイッチングハブでは最短経路以外へはフレームを送信しなくなる。さらに経路が切断された際に最短経路を計算しなおしてネットワークを維持し続ける。
当然ながらスパニングツリープロトコルに対応したスイッチングハブが複数台必要になる。いわゆる[[マネージスイッチ]]の領域であり、非常に高価な製品ばかりである。 == 詳細 ==
スパニングツリープロトコルではBPDU(Bridge Protocol Data Unit)と呼ばれる特殊なフレームをスイッチングハブ間でやりとりし、優先度が一番小さいスリッチをルートブリッジに決定する。この優先度をブリッジIDと呼び、ルートブリッジからの距離に応じてフレームを送受信しないブロッキングポートを決定する。
ブロッキングポートにならなかったポートはフレームを送受信するフォワーディングポートとなる。フォワーディングポートで障害が発生して通信ができなくなると、ブロッキングポートがフォワーディングポートになることで通信を継続することができる。
== 関連項目 ==
* [[リンクアグリゲーション]] = スパニングツリープロトコルと併用すると相当強くなる。
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