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ファイル

3,411 バイト追加, 2012年12月9日 (日) 15:09
ページの作成:「ファイル(英語:file)とは、磁気テープ磁気ディスク光学ディスク半導体メモリなどの[[記憶装...」
[[ファイル]](英語:file)とは、[[紙]]や[[磁気テープ]]、[[磁気ディスク]]、[[光学ディスク]]、[[半導体メモリ]]などの[[記憶装置]](主に[[補助記憶装置]])に記録された意味をもった[[データ]]の集まりのことである。

== 概要 ==
ファイルには様々な種類があるが、大きく分けて[[コンピューター]]が実行できる[[プログラム]]を記録した[[プログラムファイル]]と、その[[プログラム]]から利用する[[データ]]を記録した[[データファイル]]がある。

ファイルの大きさを表す単位としては一般的に[[バイト]]が用いられる。なお[[ファミリーコンピューター]]などが全盛の時代においては、より大きな存在に見せかけるため[[バイト]]ではなく[[ビット]]が広く用いられていた。ファイルの大きさは様々であり0[[バイト]]から数[[テラバイト]]、さらにそれ以上の物まで様々である。

ファイルがどのように[[記憶装置]]に記録されているかという格納方式についても様々なものがあり、それらの方式を[[ファイルシステム]]という。なかでも[[MS-DOS]]で採用された[[FAT]]形式とその派生形式は、信頼性などはさておき、とりあえず環境を選ばず扱いやすいという理由から[[Windows]]はもとより、[[Linux]]や[[Mac OS X]]などの[[パソコン]]向け[[OS]]から[[Android]]などの[[スマートフォン]]、さらには[[フューチャーフォン]](日本では[[ガラケー]]とも呼ばれる)などまで広く採用されている。

== 歴史 ==
初期のファイルは1950年代に使われ始めた[[パンチカード]]に記録された[[データ]]を指した言葉であり、複数の[[記憶装置]]([[パンチカード]])に1つのファイルが格納されていたという。

1961年に登場した[[IBM]]の[[メインフレーム]]「[[CTSS]]」では1つの[[記憶装置]]に複数のファイルが記録できる画期的な機能が搭載された。それに伴い[[CTSS]]では[[ファイル名]]という新しい概念が登場した。[[CTSS]]では1つのファイルに2つの[[ファイル名]]が割り当てられており、そのひとつがユーザーが任意で付ける[[プライマリ名]]であり、もうひとつはファイルの種類を表す[[セカンダリ名]]を呼ばれる物であった。これは後の[[MS-DOS]]や[[Windows]]における[[ファイル名]]にも受け継がれ、セカンダリ名は[[拡張子]]と名前を変え、今なお生き残っている。

[[データ]]の塊を記録したものという意味では[[パンチカード]]が起源であるといえるが、[[ファイル名]]という概念が生み出されたこの瞬間をファイルの起源であるとする場合が多い。

== 関連項目 ==
* [[テキストファイル]]
* [[バイナリファイル]]
* [[デバイスファイル]]
* [[ファイル名]]
* [[拡張子]]
* [[MIME Type]]
* [[ディレクトリ]]
* [[ファイルシステム]]
* [[フラグメンテーション]]
* [[パーミッション]]
* [[バックアップ]]
* [[フォーマット]]
** [[ファイルフォーマット]]
** [[ディスクフォーマット]]

== 参考文献 ==
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