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RAW画像

2,932 バイト追加, 2016年12月28日 (水) 02:11
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'''RAW画像'''(ろーがぞう)とは、[[デジタルカメラ]]や[[イメージスキャナ]]などで取得した画像のうち、未加工のものをいう。

== 概要 ==
デジタル一眼レフカメラなどを扱うアマチュアの世界では[[イメージセンサー]]が取得した「未現像」の[[データ]]を指すことが多い。

一方でレントゲン写真などの業務用の世界では現像加工後も未現像時と同じデータ形式で扱うのが当たり前であるため「未圧縮」の画像を指すことが多い。たとえばRAW画像に対して[[JPEG LS]]や[[JPEG 2000]]などで[[可逆圧縮]]したものは[[解凍]]すれば[[データ]]的には元のRAW画像に戻るが、圧縮したデータに対してRAW画像と呼ぶことはない。

== 現像 ==
=== ソフトウェア ===
RAW画像を扱うには現像ソフトが必要になる。

三大現像ソフトは「Photoshop」「Photoshop Lightroom」「写真(Macの付属品)」であるとされるが、最近はカメラに各メーカー製の現像ソフトが付属していることが多い。また、ソニーなどの一部のデジカメはカメラ内にスマホのようにアプリをいれることができ現像アプリなんかもあったりする。

=== 液晶 ===
RAW画像と現像ソフトはハイアマチュアのカメラマンが必死に使っているが、彼らが使っているのはせいぜい量販店で売っている[[パソコン]]向けの10万円クラスの液晶なので、そのレベルだと撮影したものを即座に[[クラウド]]経由で[[スマホ]]に送り込み現像した方が捗る。

本気でRAW画像を扱おうと思った場合は、EIZOあたりの「[[ディープカラー]]」に対応し「[キャリブレーション]」も行える法人向け液晶(100万円〜)が必要となる。これら法人向けは基本的に定期キャリブレーションと輝度保証を含めた保守契約が必須となる。

=== グラフィックボード ===
[[Windows]]でRAW画像の現像に必須となる「[[ディープカラー]]」を扱うには[[OpenGL]]対応[[のグラフィックボード]]が必要となる。
[[DirectX]]でディープカラーを使えるのは[[ゲーム]]や[[ブルーレイ]]再生時向けの「フルスクリーンモード時のみ」となっているためである。
このためRAW画像現像には現像ソフトに加え[[GeForce]]や[[Radeon]]ではなく[[Quadro]]や[[FirePro]]を購入する必要がある。

[[Mac]]は知らんが噂では[[インテル]]の[[オンボードGPU]]でも[[ディープカラー]]を出せる謎仕様だと聞いた。本体の[[GPU]]を使わずに[[OS]]でGPUの[[エミュレーション]]でもやっているのかもしれない。

== 関連項目 ==
* [[TIFF]]
* [[JPEG]]

== 参考文献 ==
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