製作委員会

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製作委員会とは、主にゲームアニメ映画などで用いられる投資ファンドのことである。

出資者は委員と呼ばれる。

製作費を出資する見返りに売上の一定額を受け取れるというものである。

ゲームアニメは「初動」で成功か失敗かがほぼ確定する。任天堂の作品でもない限りジワジワ伸びることはない。ようするに発売日や公開日にすべてが決まる一発勝負のギャンブルである。

金融商品取引法[編集 | ソースを編集]

出資者「全員」がコンテンツの作成や宣伝などに何かしら少しでも従事すると金融商品取引法の適用除外となる。

たとえば出資者がタイアップ商品を出したり、前売り券をばら撒いたり、ライセンス管理を行うなどが該当する。またオープニングのスプラッシュスクリーンやスタッフロールなどに出資者の名前を表示するだけでも広告扱いになる。

悪徳商法[編集 | ソースを編集]

スマホのガチャゲーの勃興期には、「ガチャゲーは儲かる」という謳い文句で既存作品の絵だけを差し替えたものを、「出資」の名目で土建屋や不動産屋の社長なんかを騙して売りつける悪徳商法が大流行した。

成金社長に数千万円出資させる。次にデザイナーに数十万円で絵を書かせる。酷いところだと数十万円どころかココナラあたりで捕まえた素人に数万円で描かせる。プログラムは使い回しで実際には開発していないが開発に「数千万円かかった」ことにする。これにて新作ゲームの完成である。

単純に出資させるだけでは前述の金融商品取引法に抵触するため、サーバーパソコン)が土建屋の事務所に設置されていたりと凄いことになっていた。

関連項目[編集 | ソースを編集]