豊田真由子
![]() とよた まゆこ | |
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![]() 文部科学大臣政務官就任に際して 公表された肖像写真 | |
生年月日 | 1974年10月10日(48歳) |
出生地 |
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出身校 |
東京大学法学部卒業 ハーバード大学大学院修了 |
前職 | 厚生労働省老健局課長補佐 |
所属政党 | 自由民主党 |
称号 | 修士(ハーバード大学・2002年) |
公式サイト | とよた真由子 公式サイト |
選挙区 | 埼玉4区 |
当選回数 | 2回 |
在任期間 | 2012年12月18日[1] - 現職 |
豊田真由子(とよた まゆこ、1974年10月10日 - )とは、日本の政治家、元厚生官僚である。衆議院議員(2期)、内閣府大臣政務官(東京オリンピック・パラリンピック競技大会担当)、文部科学大臣政務官、復興大臣政務官。無所属。学位は修士(ハーバード大学・2002年)。元自由民主党女性局次長・青年局次長・国会対策委員会委員等。 金融庁総務企画局課長補佐、在ジュネーブ国際機関日本政府代表部一等書記官、厚生労働省老健局課長補佐などを歴任。
目次
概要[編集 | ソースを編集]
とよた真由子REMIX ピンクモンスターと呼ばれた政治家~違うだろこのハゲ~
来歴[編集 | ソースを編集]
生い立ち[編集 | ソースを編集]
1974年[2][3]、千葉県に生まれる。血液型A型[2]。3人姉妹の次女[2]。船橋市立法典東小学校[2]、桜蔭中学校・高等学校|桜蔭中学校[2]、桜蔭高等学校[2]に進学。1993年に東京大学文科一類に入学[2]。法学部第2類(公法コース)に進み、佐々木毅教授の政治学ゼミで指導を受けた[2]。
官僚として[編集 | ソースを編集]
1997年、東京大学法学部を卒業し厚生省へ入省[2]。2000年に国費留学生として ハーバード大学大学院へ入学し、パブリック・ヘルスを学ぶ[4]。2002年に理学の修士号を取得した[2]。
中央省庁再編により設置された厚生労働省にて、社会・援護局や健康局などで勤務。2003年からは金融庁の総務企画局にて課長補佐。2007年には、在ジュネーブ国際機関日本政府代表部に一等書記官として赴任した[2]。在職中、ジュネーブで長男、その後パリで長女を出産[2]。
2011年に帰国し、厚生労働省の老健局にて課長補佐に就任した[2]。東日本大震災の発生により、避難先や仮設住宅等における高齢者福祉政策等を担当した[4]。復興が一向に進まない現状から、民主党政権の国家運営の実情に対し強い疑問を抱き、政治の世界に転身する決意をする[5]。
政治家として[編集 | ソースを編集]
ファイル:Shinzo Abe Yoshihide Suga Miki Yamada and Mayuko Toyota cropped Shinzo Abe Yoshihide Suga Koichi Hagiuda Hiroshige Seko Kazuhiro Sugita and Parliamentary Secretaries 20151009 1.jpg|thumb|200px|2015年10月9日、大臣政務官辞令交付後の記念撮影にて内閣総理大臣安倍晋三(左端)、内閣官房長官菅義偉(左から2人目)、外務大臣政務官山田美樹(右から2人目)と 厚生労働省を退官後、自民党埼玉県連の公募に合格。2012年12月の第46回衆議院議員総選挙に埼玉4区から自由民主党公認で出馬し[2]、初当選した[6]。この時、豊田は足首を骨折していた[7]。
自由民主党においては、厚生労働副部会長、厚生関係団体委員会・労働関係団体委員会・外国人労働者等特別委員会等にて副委員長、首都圏整備特別委員会の事務局次長、国家戦略本部の主査を務めた[8]。自由民主党の派閥|派閥としては清和政策研究会に所属した[9][10]。
2014年、第47回衆議院議員総選挙で他候補を大きく引き離して再選[11]。2015年10月9日に、第3次安倍内閣 (第1次改造)|第3次安倍第1次改造内閣の内閣府大臣政務官(東京オリンピック・パラリンピック担当)、文部科学大臣政務官、復興大臣政務官に就任。2017年6月22日、週刊新潮で秘書への暴言や暴行について報じられ、同日に自民党へ離党届を提出する[12]。
主張[編集 | ソースを編集]
ファイル:Hiroshi Hase and Mayuko Toyota cropped Kosuke Morita Hiroshi Hase and Mayuko Toyota 20160609 1.jpg|thumb|200px|2016年6月9日、理化学研究所仁科加速器研究センターにて文部科学大臣馳浩(左)と
- 選択的夫婦別姓制度の導入に反対[13]。
発言[編集 | ソースを編集]
- 厚生労働省時代、甚大な被害を受けた東日本大震災の被災地において、避難先や仮設住宅等での高齢者福祉政策等を担当した経験から、議員となった後も、被災者の声を聞き、「決して忘れない」ことを伝えるためにも、被災地に通い続けることが大切だと述べている[4]。
- 2014年の衆議院議員再選の際に、政策を立案する官僚と、現場の思いをくみ取る国会議員という異なる立場を経験したことを生かしたいと述べている[14]。
人物[編集 | ソースを編集]
- 国土交通省のキャリア官僚である夫との間に一男一女をもうけている[15]。
- 座右の銘は「艱難汝を玉にす」、趣味は絵画鑑賞、ジョギング、料理[6]。
- 厚生労働省時代に、TOEIC960点のスコアを取得[7]テンプレート:Refnest。
- ハーバード公衆衛生大学院時代に豊田を教えたマイケル・ライシュは、同大学院の卒業生の多くが医療や途上国のフィールドでの活動を選ぶ中で、豊田は政治家となった数少ない事例であると述べている[4]。
トラブル[編集 | ソースを編集]
2014年4月17日の園遊会|春の園遊会に招待者でない女性(一部報道では母親とみられる親族)を同伴して入場しようとしたため、宮内庁の職員に断られ、その場で抗議をしたと報じられた[16]。産経新聞によれば、招待者でない女性を同行してそのまま入場したとされている[17]。その後、宮内庁は衆議院に対しルールの周知徹底を要請したと報じられている[17]テンプレート:Refnest。
政治資金[編集 | ソースを編集]
- 医療法人「徳洲会」のグループ企業(株式会社ダイエタリーケア)から豊田の後援会に、2012年に開催されたパーティー代150万円の寄付があったことが、2013年に報じられている[18]。これについて、2013年12月2日に全額返還している[19]。
不祥事[編集 | ソースを編集]
秘書への「暴行」報道[編集 | ソースを編集]
週刊新潮は2017年6月22日、移動中の自動車内にて元男性秘書が録音したとされる記録などをもとに、豊田の「暴行」や「暴言」などを報じている[20]。豊田の事務所は一部は異なるとしつつも報道内容を認め[21]、豊田は同日、自民党に離党届を提出している[22]。報道翌日、豊田の事務所は落書きの被害を受けている[23]。毎日新聞は、この報道が2017年東京都議会議員選挙|2017年都議選における自民党大敗の一因となったと報じている[24]。
週刊新潮によると、赤ちゃん言葉による暴言も存在したと報じられている[25]。
元秘書は同年7月6日、埼玉県警察|埼玉県警に被害届を提出し、受理されたと報道された[26][27]。7月7日に、埼玉県の自民県連は、党本部が離党届を受理した時点で、地元出身者等を公募で募集して公認候補とする意向を発表している[28]。
所属団体・議員連盟[編集 | ソースを編集]
著書[編集 | ソースを編集]
共著[編集 | ソースを編集]
- 『保険業法Q&A―少額短期保険業のポイント』(白藤文祐との共著)、保険毎日新聞社、2006年11月、ISBN 4822225194
寄稿[編集 | ソースを編集]
- 自民党国家戦略本部(編)『日本未来図2030』、日経BP社、2014年12月、ISBN 4822225194
関連項目[編集 | ソースを編集]
参考文献[編集 | ソースを編集]
- ↑ 平成24年(2012年)12月18日埼玉県選管告示第96号(衆議院小選挙区選出議員選挙において当選した者の住所及び氏名並びに候補者届出政党の名称)
- ↑ 2.00 2.01 2.02 2.03 2.04 2.05 2.06 2.07 2.08 2.09 2.10 2.11 2.12 2.13 とよた真由子. “プロフィール”. 2013年2月7日閲覧。
- ↑ “豊田 真由子”. 自民党. 2014年4月28日閲覧。
- ↑ 4.0 4.1 4.2 4.3 Public health politician Harvard T.H. Chan School of Public Health
- ↑ [1] MEDIFAX digest テンプレート:出典無効
- ↑ 6.0 6.1 “文部科学大臣政務官(2015年10月現在)”. 文部科学省. 2015年12月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年6月25日閲覧。
- ↑ 7.0 7.1 月刊「新潮45」2013年12月号「桜蔭だけがなぜ特別なのか」
- ↑ 自由民主党 役員表 自由民主党
- ↑ 会員・準会員紹介 清和政策研究会
- ↑ 豊田 真由子 清和政策研究会
- ↑ 読売新聞 2014年12月15日
- ↑ “豊田真由子衆院議員が自民党に離党届を提出 元秘書への暴行・暴言報道で引責”. 産経新聞. (2017年6月22日) 2017年6月22日閲覧。
- ↑ 朝日新聞、2014年衆院選、朝日・東大谷口研究室共同調査、2014年。
- ↑ 埼玉新聞 2014年12月15日
- ↑ “桜蔭中高-東大-ハーバード院/豊田真由子氏の略歴”. 日刊スポーツ (2017年6月23日). 2017年6月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年6月23日閲覧。
- ↑ “豊田議員、園遊会でもトラブル 母親入場させようと” (2017年6月22日). 2017年7月9日閲覧。
- ↑ 17.0 17.1 “自民・豊田真由子衆院議員、ルール違反 園遊会に招待者以外同伴”. 産経新聞. (2014年4月29日) 2017年6月22日閲覧。
- ↑ 朝日新聞 2013年11月25日
- ↑ 「変えるぞ日本とよた真由子を育てる会」政治資金収支報告書(平成25年分 定期公表)
- ↑ “豊田真由子議員、自民に離党届 秘書への暴行疑惑報道”. 朝日新聞. (2017年6月22日) 2017年6月22日閲覧。
- ↑ “自民党の豊田真由子衆院議員が離党届 元秘書への暴行・暴言で引責 本人は入院”. 産経新聞. (2017年6月22日) 2017年6月22日閲覧。
- ↑ “自民 豊田真由子衆院議員が離党届を提出”. 日本放送協会. (2017年6月22日) 2017年6月22日閲覧。
- ↑ “「議員辞職を求めます」地元事務所に落書き ピンクのカーテン閉ざされたまま…有権者は「雲隠れだ」「まるで女ヤクザみたい」”. 産経新聞. (2017年6月23日) 2017年7月9日閲覧。
- ↑ “都議選 自民、逆風で崩壊 揺らぐ「安倍1強」”. 毎日新聞. (2017年7月3日) 2017年7月9日閲覧。
- ↑ “「豊田真由子様に向かって」や「あるんでちゅかあ!」の赤ちゃん言葉 週刊新潮が新たな罵声、暴言報じる”. 産経新聞. (2017年6月29日) 2017年7月13日閲覧。
- ↑ “豊田真由子議員の暴行疑惑、元秘書が埼玉県警に被害届”. 朝日新聞. (2017年7月7日) 2017年7月6日閲覧。
- ↑ . NHK. (2017年7月7日). http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170707/k10011047441000.html+2017年7月6日閲覧。
- ↑ “埼玉の自民県連 豊田真由子氏の後任候補は地元出身を軸に公募で一致 有権者「地元としては恥」”. 産経新聞. (2017年7月8日) 2017年7月10日閲覧。
- ↑ 29.0 29.1 俵義文『日本会議の全貌』花伝社、2016年。
外部リンク[編集 | ソースを編集]
- とよた真由子 公式サイト | 埼玉県第4区 朝霞市 志木市 和光市 新座市
- 埼玉県第四選挙区支部長 とよた真由子 オフィシャルブログ
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