Adaptive Replacement Cache
Adaptive Replacement Cache (ARC、適応型置換キャッシュ)とは、データをキャッシュするアルゴリズムのひとつです。
大雑把にいうとARCは内部に複数のLRU (Least Recently Used)を持ち、それらを階層型ストレージのように扱う方式です。単体のLRUよりも優れた性能を持つとされています。
ARCは、頻繁に使用されるページと最近使用されたページの両方を追跡し、さらにそれぞれの最近の削除履歴も保持することで、キャッシュのヒット率を向上させます。
ファイルシステムのZFSがキャッシュ機構にARCを採用しています。ちなみにSolarisのzfsでは物理メモリ2/3を、Linuxのzfsでは物理メモリの1/2をARC領域として確保するなかなか強烈な初期値となっています。