BeBox

提供: MonoBook
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BeBoxとは、1995年10月にBe社が発売したBeOSを搭載したパソコンである。

概要[編集 | ソースを編集]

BeBoxはミドルタワーの筐体にPowerPCを2個も搭載しているモンスターマシンである。

BeBoxは1995年10月にPowerPC 603 (66MHz)をデュアルで搭載し登場した。 価格は1600ドル(2020年の物価で2700ドル前後に相当)。 この当時のパソコンの中では結構安い方である。

1996年8月にはCPUが133MHzに強化された「BeBox Dual603e-133」が発売した。 価格は2995ドル(2020年の物価で4900ドル前後に相当)。

1997年1月にBeOSがMacintoshに移植されたのを機にソフトウェアに集中するために生産中止となった。

66MHz版は約1000台、133MHzは約800台しか売れなかったらしい。

Blinkenlights[編集 | ソースを編集]

BeBoxの筐体の前面には「Blinkenlights」という2本のLEDが縦長に搭載されており、昨今のゲーミングPCばりに光る。これはCPUの負荷と連動している。なお、右側最下段のLEDはHDDのアクセスランプとなっている。