Edge TPU

提供: MonoBook
ナビゲーションに移動 検索に移動

Edge TPU(えっじてぃーぴーゆー)とは、2018年7月にグーグルが発表したエッジコンピューティング向けの機械学習推論を高速化する半導体チップです。

同社がデータセンター向けに開発したCloud TPUを超小型化、超省電力化したものです。

TensorFlow LiteがEdge TPUに対応しています。

なお、Edge TPUは8ビット演算しかできないため8ビット(bfloat8)で学習しておく必要がありました。後にこの仕様は大不評だったため「既存モデルを8ビット化する」という方法が公開されました。

製品[編集 | ソースを編集]

Coralシリーズ

2019年1月、グーグルはEdge TPUを「Coralシリーズ」という製品名で発売した。CoralシリーズにはUSB接続の製品やmini PCI-eカード、M.2カード、さらにはRaspberry Pi風のシングルボードコンピューターも発売されました。

Tensorシリーズ

2021年に「Google Tensor」というEdge TPUを組み込んだ独自のSoCを開発し、それを搭載したPixel 6シリーズを発売しました。