MIPI D-PHY
MIPI D-PHYとは、Mobile Industry Processor Interface Alliance(通称:MIPI)が策定したカメラやディスプレイ間のデジタルな映像信号を、シンプルかつ高速に送受信するための電気仕様を定めた物理的なインターフェイスの規格である(物理層)。
概要[編集 | ソースを編集]
D-PHYは電気仕様を定めた物理層である。 D-PHYの上に流れる論理層(プロトコル)はDSI(Display Serial Interface)やCSI(Camera Serial Interface、CSI-1とCSI-2のみ、CSI-3はM-PHYに移行)がある。
単に高速だけを追求するのであればPCなどで使われるThunderboltやUSB 3.1で繋げばよいわけだが、モバイルという環境では汎用性を削ってでも省電力で小型な規格が求められる。 MIPI D-PHYは小難しい仕様はとっぱらって2本の伝送ラインを用いた差動伝送方式を用いる。
関連項目[編集 | ソースを編集]
- MIPI D-PHY
- MIPI C-PHY - 1.5倍速
- MIPI M-PHY - 6倍速