RAIDケース

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RAIDケース(読み:れいどけーす、英語:raid case)とは、外付けHDDの派生商品であり、RAIDコントローラーを搭載しRAIDを用いてHDD冗長化に対応したものである。

概要[編集 | ソースを編集]

RAIDケースとHDDケースとの違いはRAIDを利用できるか否かである。たとえばパソコンの大先生向けで有名なセンチュリー社の製品では、外観的なデザインはほぼ同一で、価格が1000〜5000円くらい違い、機能差はRAIDの有無というものがある。

一般的にRAIDケースという場合は家庭用の安物を指し、特にHDDが別売りでケースのみが単品販売されている製品を指すことが多い。上位クラスの製品になるとHDDを標準装備しており、HDDギガバイト単価は高いが、5年程度の交換保証が付いているものが多い。

なお、業務用の世界ではディスクアレイストレージ頭接語DAS)と呼ばれる。このような如何にも凄そうな名称にすることで非常に高い利益率を実現している。ちなみに業務用製品の場合は不意の電源断で書き込み途中のデータが消失しないように小型のバッテリー(超小型のUPSのようなもの)を内蔵しているものが多い。ファミコンカセットで有名なバッテリーバックアップのようなものであり、あまり過信しない方がいい。ゲームと違い大人の世界では「おきのどくですがぼうけんのしょ1ばんはきえてしまいました。」はリソースアクションプログラムである。

関連項目[編集 | ソースを編集]

  • DAS
  • NAS
    NASのうち、iSCSIを使える製品はDASに分類しているメーカーも多い。

参考文献[編集 | ソースを編集]