「あぬる」の版間の差分

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'''あぬる'''とは、[[C Sharp|C#]]における[[例外]]のひとつである [[ArgumentNullException]] の日本語における略称である。
 
'''あぬる'''とは、[[C Sharp|C#]]における[[例外]]のひとつである [[ArgumentNullException]] の日本語における略称である。
アナルではないので間違えないように。
 
  
 
「あぬる」は基本的には「[[ぬるり]]」を抑制するためのものであり、[[プログラマー]]が自ら書いた[[ソースコード]]にて[[Nullチェック]]を行い、[[Null]]ならば自発的に発生させる[[例外]]である。
 
「あぬる」は基本的には「[[ぬるり]]」を抑制するためのものであり、[[プログラマー]]が自ら書いた[[ソースコード]]にて[[Nullチェック]]を行い、[[Null]]ならば自発的に発生させる[[例外]]である。
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[[.NET Framework 4.0]]に[[コードコントラクト]]と呼ばれる、いわゆる「[[契約による設計]]」を行うための[[フレームワーク]]が搭載されたため、これを使うと「あぬる」を[[プログラム]]の実行時ではなく、[[コンパイル]]時に検出することができたりする。
 
[[.NET Framework 4.0]]に[[コードコントラクト]]と呼ばれる、いわゆる「[[契約による設計]]」を行うための[[フレームワーク]]が搭載されたため、これを使うと「あぬる」を[[プログラム]]の実行時ではなく、[[コンパイル]]時に検出することができたりする。
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== 発音について ==
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アヌルは「[[アナル]]ではない」という意見も見受けられるが、[[null]]本来の発音は「ナル」または「ナァル」であり、「あぬる」よりは「[[あなる]]」の方が適切だとする意見もある。
  
 
== 関連項目 ==
 
== 関連項目 ==

2012年7月15日 (日) 01:26時点における版

あぬるとは、C#における例外のひとつである ArgumentNullException の日本語における略称である。

「あぬる」は基本的には「ぬるり」を抑制するためのものであり、プログラマーが自ら書いたソースコードにてNullチェックを行い、Nullならば自発的に発生させる例外である。

ぬるりにしろ、あぬるにしろ、例外が発生するという意味では大した差はないが、デバッグの捗り具合に関係してくるため、あぬるの利用は推奨されている。

.NET Framework 4.0コードコントラクトと呼ばれる、いわゆる「契約による設計」を行うためのフレームワークが搭載されたため、これを使うと「あぬる」をプログラムの実行時ではなく、コンパイル時に検出することができたりする。

発音について

アヌルは「アナルではない」という意見も見受けられるが、null本来の発音は「ナル」または「ナァル」であり、「あぬる」よりは「あなる」の方が適切だとする意見もある。

関連項目

参考文献


外部リンク