GeckoFX

提供: MonoBook
2012年4月9日 (月) 23:27時点におけるimported>Administratorによる版
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GeckoFXとは、Geckoエンジンを扱うためのラッパークラスである。大雑把に言ってFirefoxC#で操るためのライブラリと思ってほぼ間違いない。Linux(Linux Mint 12)上のMonoとFirefoxの組み合わせでも問題なく動いている。

.NET純正のWebBrowserクラスC#以前、Delphi/VCLの時代から腐っているので代用として使える。ただし、別途Firefox(に同梱されるXPCOM)のインストールが必要なので場合によっては配布方法などにおいて面倒なことになる。

2012年4月10日現在、Googleのウェブ検索において「geckofx」と検索すると、GeckoFX 1.xまで使われていた古いサイト(Googleコード)が上位表示され、現在の公式サイト(bitbucket)が上位表示されておらず、「古い情報しかない」「更新が止まってる」と誤認識してしまう恐れがあるので、他人に教えるときは注意すること。

利用方法

GeckoFXの利用には、別途Geckoエンジンコンポーネント化したXPCOMCross Platform Component Object Model)が必要であり、利用時にはXPCOMのインストールパスを設定する。XPCOMはMozilla公式サイトから単体でダウンロードしてきてもいいし、Mozilla Firefoxにも同梱されているのでFirefoxのインストールディレクトリを指定しても動く。

バージョン番号

GeckoFX2.0までは独自のバージョン番号であったが、以降は最近はFirefoxのメジャーバージョン番号と同一になっているので、XPCOMとして用いるFirefoxが10.xならばGeckoFX10.xを用いること。

また近年のFirefoxのラピッドアップデートに平行してGeckoFXも物凄い勢いでフォーク(バージョンアップ)しまくっている。インターフェイスなどもガンガン書き換えられているので、常に最新バージョンを用いればいいというものでもなく、基本的に開発開始時に用いたFirefoxとGeckoFXを拾ってくれば間違いない。

使用例

関連項目

参考文献

外部リンク