ARM Mali-G610
ARM Mali-G610とは、2021年5月にARMが発表した第3世代のValhallアーキテクチャを採用したGPUです。
同世代ではミドルレンジ帯にあたる製品で、大きさ、性能、消費電力のバランスが良いという特徴があります。
2020年に登場したARM Mali-G68の後継品です。 ARM Mali-G68とのざっくりとした比較では「消費電力そのままで性能が1.25倍」といった感じです。
Mali-G610を採用するMediaTek Dimensity 1050では「Mali-G68を採用する従来品からGPUコア数を減らして性能そのままで省電力化」といった使い方をしているようです。