「ROG Swift 360」の版間の差分
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2021年8月3日 (火) 02:02時点における版
ROG Swift 360とは、ASUSとNVIDIAが共同開発した「リフレッシュレートが360Hzのディスプレイ」である。
CES 2020で発表された。
概要
一般的な人間が認識できるリフレッシュレートの平均値は「72Hz」と言われている。 つまり120Hzから144Hzもあれば超人にも対応できる。
ではなぜ240Hzや360Hzなのか。 それは可変フレームレートの際に「垂直同期の待ち時間」が短くなるからである。 液晶パネルの実際のリフレッシュレートは60Hzだとしても、垂直同期信号だけは360Hzなどで高速に返しまくることで「GPUが垂直同期を待っている時間」を短縮できるわけだ。
注意
このディスプレイに限らず90〜120Hz以上の高リフレッシュレートのディスプレイの恩恵を得るには、 よほど古くて軽いゲームを動かすのでもない限り、ミドルレンジのビデオカードではまったく無意味である。
この恩恵を得るにはディスプレイ側のリフレッシュレートを大幅に上回るフレームレートを叩き出せるハイエンドなビデオカードが必要となる。最低でも144fps以上を叩き出せる超ハイエンドなビデオカードが必要であり、現時点ならGeForce RTX 3090、理想はSLI構成だ。
常識的に考えれば90Hzから120Hz程度のG-SYNCやFreeSyncに対応したディスプレイで困ることはない。