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2021年9月7日 (火) 10:10時点における版
Windows Advanced Rasterization Platform(通称:WARP、読み:わーぷ)とは、Windows 7以降(Direct3D 10.1以降)に搭載されているGPUのエミュレーターである。
概要
Direct3D 10.1対応のGPUを搭載したビデオカードがなくても、CPUでエミュレーションするというものである。
WARP以前にもDirect3Dには「リファレンスデバイス」という機能があり、クラッシュせずに動かすことは可能であったが、実用に耐えうる代物ではなかった。
一方、WARPはIntel GMA 3000などのローエンドなGPUくらいの性能がでるように大幅に改良された。
WARPの登場によりRemote Desktopが爆速になった。
Windows 8ではWARPを強制的に利用する仮想ビデオカード「Microsoft Basic Render Driver」が搭載された。これによりソフトウェア側がWARPに対応していなくても利用できるようになった。
Windows 10ではDirect3Dをリファレンスデバイスで動かそうとしても問答無用でWARPになるようだ。