「Allwinner H616」の版間の差分
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2022年10月25日 (火) 04:41時点における最新版
Allwinner H616とは、2019年に中国Allwinner社から発売したSoCである。
概要[編集 | ソースを編集]
Allwinner H616はAndroid TV BOXなどのセットトップボックス向けのHシリーズ製品であり、2017年に発売したAllwinner H6の後続製品だとしている。AliExpressでは本製品を搭載したセットトップボックスが2000円台から5000円台という価格帯で登場している。
主なスペック[編集 | ソースを編集]
Allwinner H616の詳細は公開されていない。同製品を搭載したTanix TX6sのAIDA64情報を見てみよう。
CPU[編集 | ソースを編集]
Core Architecture | ARM Cortex-A53 @ 1416 MHz x4 |
Instruction Set | 64-bit ARMv8-A |
CPU Cores | 4 |
CPU Clock Range | 816 - 1416 MHz |
Support ABIs | armeabi-v7a, armeabi |
その他 | AES, NEON, SHA1, SHA2 |
CPUは特徴なし。 Cortex-A53が4コアというローエンドでよくみるやつだ。
GPU[編集 | ソースを編集]
GPUに「ARM Mali-G31 MP2」を採用している。
これまでのAllwinner製品は、かたくなにAndroid 1.x世代から使われていた古臭いMidgardアーキテクチャのGPU(Mali-Tシリーズ)を搭載していたいが、この製品でついにBifrostアーキテクチャのGPU(Mali-Gシリーズ)を搭載した。
GPUの性能が桁違いに上がったのもそうだが、それ以上にOpenGL ES 3.2やVulkanが使用可能になったのは大きい。これであればスマホ向けのゲームなんかも相当数が動くようになると思われる。Android TV BOXを家庭用ゲーム機風に扱えるかもしれない。