「Radeon R100シリーズ」の版間の差分
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2023年10月26日 (木) 05:41時点における版
Radeon R100シリーズとは、2000年4月にATI Technologiesが発表した第一世代のRadeonシリーズのGPUです。
この製品ラインはDirect3D 7.0およびOpenGL 1.3に基づく3Dアクセラレーションを特徴としており、トランスフォーム&ライティングエンジンを搭載しており、従来のRageシリーズと比較して性能が大幅に向上しています。
当時、PCゲーム界隈で話題沸騰だったGeForce 256の対抗製品として開発され、当初は「Radeon 256」という名称でした。この名称は安物の互換品みたいな印象だったためか廃止されました。
R100は180nmの半導体製造プロセスで作られました。GeForce 256と同様にRadeon R100もハードウェアのトランスフォーム&ライティングエンジンを搭載しました。
3Dレンダリングでは、シェーダーは1クロックあたり2ピクセル、TMUは1クロックあたり3テクスチャマップをサンプリングできます(2x3構成)。ちなみに競合製品は、GeForce 256は4x1構成、GeForce2 GTSは4x2構成、3dfx のVoodoo 5 5500が4x2構成(2x1+2x1のSLI設計)となっています。しかしながら競合製品のTMUが1または2であったため、ほとんどのゲームがそれ前提となっており、3つのTMUは空回りするものがほとんとでした。