「ビット」の版間の差分
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2014年2月7日 (金) 01:11時点における最新版
ビット(英語:bit)とは、一般的なコンピューターが扱うデータの最小単位のことである。
概要[編集 | ソースを編集]
ビットは2進数の1桁であり、数字としては「0」か「1」である。電気のオンオフや、音の強弱、穴の有無などで表すことができ、コンピューターや記録媒体には欠かせないものである。
単位[編集 | ソースを編集]
ビット数をあらわす数値の単位としては小文字の「b」を用いる。なお、大文字の「B」はバイトを意味する。非常に紛らわしいのでパソコンの初心者は注意する必要がある。
主な関連単位[編集 | ソースを編集]
語源[編集 | ソースを編集]
「bit」という記述は、1936年にヴァネヴァー・ブッシュがパンチカードに記録するものとして「bits of information」を発表したのが初であるという説と、1947年1月9日にベル研究所のジョン・テューキーが書いたとされるメモに「binary digit を縮めて bit とする」と書いているのが初であるという説がある。
後にこのビットを情報量の単位として使ったのはクロード・シャノンが初であるとされている。情報理論における選択情報およびエントロピーの単位も「ビット」と呼んでいるが、これらの単位は区別するため「シャノン」とも呼ばれる。
関連項目[編集 | ソースを編集]
SSDはメモリ内部の電子回路の最小単位である「セル」ひとつに記憶できるビット数によって分類される。
- SLC (Single Level Cell) - 1セルに1バイトのデータを保持できる
- MLC (Multiple Level Cell) - 1セルに2バイトのデータを保持できる
- TLC (Triple Level Cell) - 1セルに3バイトのデータを保持できる
初期の家庭用ゲーム機ではROMカセットの容量を大きく見せるためビットが使われていた。
固有名詞に採用されている例。