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2015年12月8日 (火) 01:35時点における最新版
LDAP(読み:えるだっぷ、語源:Lightweight Directory Access Protocol )とは、ディレクトリ・サービスと通信するための標準的なプロトコルである。
概要[編集 | ソースを編集]
LDAPは大雑把にいえばツリー構造でデータを保持する一種のNoSQLデータベースであり、そのデータベースサーバーに対する通信やクエリ周りの最低限の部分は共通にしようと決めた仕様のことである。
たとえばRDBMSであればMySQLとPostgreSQLのクライアントはそれぞれ別物だが(mysqlコマンドとpsqlコマンドは互換性がないが)、LDAPではクライアントからサーバーへの接続といわゆる基本的なCRUD(SQLでいうSELECT文など)はベンダーを問わずある程度は共通で使える。
アクセス[編集 | ソースを編集]
LDAPにおける基本的なアクセスは以下の4つである。
- ldapadd = エントリの追加、SQLでいうINSERTに相当
- ldapsearch = エントリ検索、SQLでいうSELECTに相当
- ldapmodify = エントリ更新、SQLでいうUPDATEに相当
- ldapdelete = エントリ削除、SQLでいうDELETEに相当
主な製品[編集 | ソースを編集]
- OpenLDAP
- あらゆるLinuxディストリビューションにおいて標準パッケージが用意されているくらい汎用品。なお素人にはオススメできない。
- Active Directory
- Windows Serverにおいてマインスイーパーの代わりに付属しているアクセサリである。
- Open Directory
- AppleがMac OS X向けに販売している製品。2015年12月時点ではMac App Storeで2400円[1]。
- OpenDJ