XPS (XNA Posing Studio)
XPS (XNA Posing Studio)とは、3Dモデルに様々なポーズをとらせるソフトXNALaraの後続ソフトである。
概要
XPSは大雑把に言えばXNALaraにヌード機能などを付けたものである。
XNALaraは欧米ではジョークソフトとして人気があったが、日本ではMikuMikuDanceが圧倒的に強かったこともありあまり人気がなかった。だがその後続ソフトのXPSにヌード機能が搭載されたことによって日本人にも爆発的に普及し、広く受け入れられた。まさにHentaiである。
その他にも様々な3DCGソフトで中間ファイルフォーマットとして広く使用されている3DCGソフト「Maya」形式(objファイル)の書き出し機能などが追加されており、最終的なレンダリングをより高性能な外部ソフトウェアを用いることで高画質な書き出しも可能となった。
ソースコードについて
XNALaraはSourceForge上で広くオープンソースの下で開発が行われていたが、XPSはヌード機能などの猥褻な面が強く、特定ゲームの熱狂的なファンなどの宗教的な問題などにより攻撃してくる者が絶えないため、開発プロジェクトに承認を得て参加した者のみにソースコードが公開されるとしている。
動作環境
XNA Posing Studioの名称からもわかるようにXNA Frameworkを用いて作成されており、その動作にはXNA Framework 3.0以上を事前にインストールしておく必要がある。
なお、XNA Frameworkの互換フレームワークであるMonoGameで動作するかは不明である。MacやLinuxを使っている人は試して欲しい。
主なモデル配布所
XNALara/XPSで使用するモデルデータは以下からダウンロードできる。
- http://xnalara.deviantart.com/gallery/
- http://o0crofty0o.tumblr.com/
- http://xnamodels.blogspot.jp/
- http://www.tombraiderforums.com/showthread.php?t=151335
配布に際してはzipファイルや7zファイルとして圧縮されている事が一般的なのでダウンロードし終わったら解凍しておく。圧縮したままではXPSは認識できない。
ダウンロードおよび解凍したモデルデータは「XPSが起動していない状態」で、XPSフォルダ内にある「dataフォルダ」にフォルダごと移動(コピー)する。
その後、XPSを起動し、メインメニューの「File」から「Add model(s)...」を選択すると、配置できるモデルデータの一覧が表示され、その中に上記で追加したモデルデータが追加されている。
使い方
3Dウインドウの白い点をクリックして、コントロールウインドウの「X axis」「Y axis」「Z axis」「Height」を動かすとその部分が動く。
関連項目
外部リンク
- http://xnalaraitalia.deviantart.com/ - XPS公式サイト