スリムPC
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スリムPCとは、小型のデスクトップPCの総称である。
概要
スリムPCの明確な規定があるわけでもないが、一般的な「デスクトップPC未満」、かつ「Mac miniやNUC以上」という大きさの製品を指していることが多い。拡張性も同様である。
いわゆる社畜PCはほぼスリムPCである。このため標準構成ではセレロンにメモリ4GBなどと超低性能でありながらTPMなどは完備していることが多い。
ごく一部の機種ではあるが「ノートパソコン用のマザーボード」を搭載している製品もある。この手の製品は拡張性がゼロに近いので注意を要する。
電源
スリムPCでは電源にITX電源を採用していることが多い。機種によっては独自規格で交換が難しい場合がある。
PCI Express
NUCと異なりほとんどのスリムPCはPCI Expressを搭載している。
ただスロットの高さはハーフハイト(ロープロファイル)、スロットの幅はx16ではなくx8、スロットの数は1基という製品も多い。
このためビデオカードなどを増設すべく購入する際には「ロープロファイル」「PCI Express x8」「2スロット占有ではない」などの点に注意する必要がある。また、ITX電源から補助電源を取れない場合もあるのでその点も注意すること。