Intel Image Processing Library
概要
もともとはインテルが販売しているC言語やFortranのコンパイラーを買うと付属していたものである。これにはソースコード一式も付属しており「MMXやSSEの使い方」などのサンプルプログラムとしての意味合いもあった。
後に「OpenCVの一部」としてBSDライセンスのもとでオープンソース化され、インテルのCPUだけでなくNVIDIAのCUDAなどもサポートされるようになった。
現在ではすべて一括りで「OpenCV」であるが、日常会話としては高レベル層は「OpenCV」、低レベル層は「IPL」を指すと使い分けている人も多い。
ダウンロード
2015年時点では単体でダウンロード配布されているのは、1999年にリリースされたQNX、VxWorks、Windows CE向けの古いバージョンのみとなっている[1]。昔ながらの低レベルなIPLだけ欲しい場合はOpenCVのソースコードからぶっこ抜く(OpenCVをそのまま使う)のが手っ取り早い。
使い方
基本的な使い方は20世紀末からあまり変わっていないのでググれば情報はでてくるが、インターネット上の古い情報は次々と消えているようなので何かしらの保全策が求められる。基軸となる構造体が「IplImage」なのは今も昔も変わっていない[2]。