シングルボードコンピューター
2021年10月22日 (金) 02:29時点におけるAdministrator (トーク | 投稿記録)による版
シングルボードコンピューター(英語:single board computer)とは、小型のマザーボードにCPUやメモリなどの主要パーツが全部搭載された状態で売っているコンピューターのことである。
ほとんどのシングルボードコンピューターは、USB充電器、OSを入れたSDカード、HDMI接続のディスプレイ、キーボード、マウスあたりを繋げば立派なパソコンになる。
業務用ではArmadilloなどが古くから存在したが、激安のRaspberry Piの登場で一気に盛り上がった。
古くから電源確保が難しい劣悪な野外で、太陽光発電とバッテリーで24時間動き、携帯電話回線で状態を送信するなどの用途の業務用で使われていた。いわゆるIoTという言葉もなかった時代から石油やガスのパイプラインの監視や救急車と消防署の通信などに使われていた。
実のところ「携帯電話回線の通信ができる」というのが最重要であり、Linuxを積む理由であり、この点がPICやArduinoとの大きな差となっている。